ギガジンの記事でChromebookの経年劣化の話題が気になりましたね。
Google製のOS「ChromeOS」を搭載したコンピューター「Chromebook」は、価格の安さやシンプルな操作性が評価されて、教育向けコンピューターとして学校教育において大量に導入されています。しかしChromebookは一般的なコンピューターよりも寿命が短く、修理が困難であるため、結果として学校にとって高額な出費を強いることが指摘されています。
ギガジンより「教育現場に導入されたChromebookが導入からたった3年で壊れ始めており修理も困難で持続性が低いことが報告される」から引用
Chromebookの平均寿命はメーカーや機種によって異なるため一概には言えません。ただし、一般的に比較的安価なノートパソコンですから、軽量でシンプルなハードウェアとソフトウェアを搭載している事で通常のノートパソコンに比べて故障が少なく、長期間使用することができるとされていますが、これが裏目に出たようです。
つまり「軽量でシンプル」な為にコストカット可能なデバイス
設計側としては、Chromebookをクラウドベースのシステムに重点を置かれている事で、内蔵ストレージの消耗が少ないことから故障が少なく、寿命が長くなるという利点だと思ったのでしょう。
個人的な予測としては、Chromebookの寿命は約5年程度と考えておりましたが、お子様の利用頻度の高さがこれを上回ったのでしょう。
これはChromebookに限らずSurfaceにも同様の事が言えますので、シンプルな設計であればメーカーを厳選したとしても結果として短命になりがち、というのが個人的な見解です。
修理が困難だと言われるシンプルなデバイスにはメリット同様に、このようなデメリットも存在しますので、入れ直しが有償のアプリケーションをご利用になられる方は余裕をもって乗り換えを検討される事をオススメします。