世の中のノートパソコンやデスクトップパソコンのメインの記憶媒体は、もはや定番となりつつあるSSD(ソリットステートドライブ)が主体となっていると過言ではない程までに浸透されておりますが、ここ最近のCrucial(クルーシャル)製の売れ行きの勢いが尋常では無い程までに売れている様子。
実際に価格.comでの売れ筋ランキングでは上位8位のうち5製品がCrucial(クルーシャル)製となっている。
これ程までに売れる理由としては、価格相応の速度が期待できる事、また価格相応の安定度が見込める事になるのですが、このメーカーが紆余曲折あったのは玄人自作ユーザーならご存じだと思いますが、出始めに販売されていたMX500シリーズはファームウェアの不具合で動作が遅くなる問題があり、非常に迷惑を被っていた媒体でした。
ですが、これらを愚直にファームウェアをリリースしたのもCrucial(クルーシャル)の良さであり、まさかここまでV字復活する程までの評判を得るとは予想もしていませんでした。
Crucial(クルーシャル)が売れている理由
因みに、SSDが売れる基準はカタログスペックで判断できるモノではありません。これらは読んで字の如く「評価」をされた上での判断であり、某パソコン雑誌や某掲示板では常に製品のベンチマーク結果が公開されており、言わば玄人(マニアな人)が買い漁っている事から自ずとランキングが変動する結果となっているのが自作PC業界の流れとなりますので、何を購入するか迷っている方は知人に聞くよりも価格.comのランキングで判断しても良いかと。
またこれに併せて、一般の方も気軽に購入ができるAmazonでは、レビューだけで購入を判断するのは危険であるのもPCパーツの注意点でもあります。
現在注目されているのはクレブ(KLEVV)製
また最近では安価で購入出来るSSDで知名度は低いものの、売れ始めているメーカーがKLEVV製であったりします。これは、NANDチップを生産しているメーカーのHynixブランドであるらしくマニアの間でが「チップ偽装無し」と太鼓判を押されている事からジワジワと売れ始めているようです。
値段が安すぎる事で、一見「チップ偽装」しているのでは無いかと疑われる問題を払拭しているのも評価ポイントとなりますが、HynixブランドのSSDは品質は大手PCメーカーからも評価はされているものの、不具合はゼロというわけではありません。
現に SSD m.2で不具合が多いのもHynix社製である事を当店でも何度も確認しておりますので、一長一短はありますが価格重視で考えるならクレブ(KLEVV)製を選択するのは十分にありかと。
安定重視ならCrucial(クルーシャル)かな
ですが、KLEVVブランドが注目されているとは言え、1000円前後の価格対でCrucial(クルーシャル)を選択出来るのであれば、データはお金では買えない事から個人的には後者を選ぶでしょう。
SSDでは速度と安定性は何より代えがたい特徴となりますので、冒頭でもお伝えしましたが迷ったらCrucial(クルーシャル)製を選べば当面は間違いはなさそうです。