13インチのMacBook Proはもう「Pro」では無くなりました【M1 ProとM1 Maxの登場】

Appleはまたまた突き放してきましたね、「インテルのCorei9よりパワフル」としれっと比較して言っちゃうんですもん、新製品の発表で。

これは、今回新しく「M1 ProとM1 Max」という2種類のチップを発表したのですが、これが兎にも角にも速い、なんと最大インテルのCorei9よりも最大3倍の処理速度を誇るらしく、これを14インチと16インチのMacBook Proに搭載させる事が決まりました。

この2種類のチップは、主にクリエイター向けのモデルになりそうで、私のような文章を書く程度であれば従来の13インチのMacBook ProのM1チップで十分そうです。

実装されたのはM1チップの新設だけではなく、今回からは昨年のMacBook Proの「欲しかったモノと必要なくなったモノ」を取り除いて追加された感じです、つまり最高に使い勝手が良くなりました。

また、Thunderboltが4ポートになりSDXCカードスロットとHDMIポートが復活しました。これですよ、これこれ。今まで(13インチの時)はコンパクトに仕上げる事に比重を置いていましたので、14インチからはクリエイター向けにガチで活用できる様に仕上げられていますよね。

そして元に戻ったMagic Keyboard、今回は完全物理キーボードとなりデジタルキーである「Touch Bar」は廃止されました。クリエイターの方にとっては使わない機能だったかもしれません。

そしてMagSafeの復活、あの磁石でパチッと取り付けて給電・充電されるやつです。これは13インチのMacBook ProではTypeCを充電ポートにしておりましたが、これを戻す意図は従来のユーザーの使い勝手に戻す意図がみられます。

個人的にはもうTypeC直差しの生活が定着したのでどちらでも良いかも。

今回はM1チップの新設が目的でもあったので、見た目はマイナーアップデートに感じられますが、以下の画像を見れば分かるかと思いますが、チップ内部のコア数を増やしただけではなくグラフィック性能を劇的に向上させる為にチップを大幅に大きくした事で、CPUとGPUの伝達速度を見直して最強クラスに仕上げられた事で、Windowsパソコンで利用されている「インテル+NVIDIA(GeForce)」環境のユーザーをまるごとアップルに呼び寄せたい気持ちが今回の意図が伝わってきます。

現代はYouTubeなどの動画に投稿することで生計が建てられる時代ですので、スマホでTikTokを投稿している方でも収入はほとんど得られませんので、MacBook Proがプロ向けとは言え「動画制作=プロクリエイター」だけではなく、一般の方でもご飯を食べるために必要な道具にMacBook Proが必要、つまりはM1 Pro以降のチップを使用しなければならない時代になってきた訳です。

価格は239,800円からと少々お高めですが、これからの時代を動画で生き抜く為には必須のデバイスである事は間違いないかと思いますので、MacBookProに投資すべきかどうかはその方次第になりますよね。