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PCの扱われ方は日々変わり、気が付けば液晶ディスプレイの裏に隠れてしまうのが標準になる

液晶ディスプレイの背面ひっそりとミニPCがある

本日納品予定のパソコンなのですが、高齢のお客様から「中古はイヤ」「新品が良いけど安いのが良い」「画面は大きいのが良いな」「でも場所は取りたくない」という一昔前であれば不可能とも言えるご要望を頂きまして、それを一言でOKできたのがこちらのミニPCのおかげ。

私も店舗で利用しておりますが、普通に使えるんですよ、これ。採用した理由は省スペースで省電力に魅力を感じた事ですが、使っていて不満に感じた事は一度もありません。

なにせN97は第10世代のIntel i5相当のパフォーマンスなので、扱い方次第では普通なんですよ、本当に普通に使えます。

因みにいまこのPCでGoogleChromeを使ってブログを書いて、Canvaで画像を加工して、YouTube Musicで音楽を聴きながら利用していますが、違和感を感じた事はありません。

納品にはこれに液晶ディスプレイを付け加えて完了という、なんとも現代にはこれほどお手軽にパソコンをご用意出来る時代になったのですね。

これにキーボードとマウスとスピーカーは別途必要ですが、これであれば場所を取らずに、低予算で、しかも5年前の中古のノートパソコンよりもパワフルな動作を実現するのですから文句の付けようがない。

もちろん、中華PCという懸念はありますが、国産モデルのメリットは?と言われてもあまりない事実から、コスパを追い求めるのではなく使い切りを追い求めた利己的な思想で良いんじゃない?というのが最近の選び方だと思っています。

私はもし家電量販店のスタッフであればもちろん反対の意見を述べると思うのですが、それは販売している目的が大きく異なるからという事で、販売側の責任を考えれば中華製のミニパソコンなんて恐くて販売出来ません。

修理屋が修理出来ない中華パソコンを販売しているのもどうかと思われるかもしれませんが、気軽にネットで購入出来る時代にニーズに合わせない方が不親切だと思っています。

お客様が高齢者だからという配慮をして言えば、バッテリーを搭載していないPCであるという事だけが安心ポイントでしょうか。この程度のパソコンで良いんだよ、と仰るお客様に高額なPCを販売する方が不親切だと思うので。

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