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破格の値段でパソコンを制作してみた

破格の値段でパソコンを作る

予算が4万円のゲーミングPCは出来るのか?

今からさかのぼること二ヶ月前、とあるお客様からのご依頼で「〇〇〇というゲームをパソコンで遊びたいのですが、低予算でパソコンを仕上げる事は可能でしょうか」とのご要望。

一般的には市場で販売されているゲーミングPCはどれだけお安くても8万円前後、これを上限4万円(税込)でなんとか制作できないかとのお願いだったのですが、当初ではコロナ禍の最中であった事もあり、加えまして「中古部品でも構いません」という緩和された条件であってもテレワーク需要によってPCパーツが高騰している状況であった事から低予算でゲーミングPCを制作するのはかなりの・・・いえ、とんでもなく至難の業でした。

もちろんご自身でパソコンを組まれるのであれば最安値で仕入れて組めるとは思いますが、税込み4万円というボーターラインを超えずに個人がゼロから組むのは容易ではないかと思います。

ここからはPCパーツに詳しい方のみ理解ができる専門的なお話になりますので、なんとなく眺めて頂く程度でご覧下さい

個々の部品調達は如何に

ここで悩み考え、既存の保留在庫部品を活かしてなんとか新品で構築が出来ないか考えたところ、ふと店舗にあった初期不良品を交換したASUS製マザーボードの「B85M-G」という存在を思い出し、なんとかこれを活かせられないか考えてみました。

ソケット形状に合うCPUはインテル製のCorei7-4790Kを部品取りとして保有しており、まずはこれを採用。メモリはDDR3でこれも新品のメモリは4GBしかなく、これは予算上致し方ないのですが予算を上げられれば16GB程度積みたかったのですが致し方なく4GBを採用。他はSSDとPCケースと電源ユニットとCPUクーラーは購入する必要がありましたが合計1万円前後で足りそうです。そして最後にWindows10のライセンスを含めてギリギリの構成が出来上がった訳です。

結果として部品取りを行ったCPU以外は店舗在庫で補い、足りない部品は購入を行った形となったので、実質は4万円オーバーしているのですよね。とは言え、型が古い在庫を処分しかたった事もあり型落ちの規格でも新品ですので、お客様にもご説明を行い同意頂けましたので組み込みは1時間で完了しました。

完成後のPCにWindows10をインストールし眺めていると、やはり全て新品パーツでの構成は安心以上に気持ちが良い、いくら安価とは言えThermaltake(サーマルテイク)社のPCケースがイケてますので見栄えは最高。

組み上がった格安パソコン

問題はGPU(だけじゃないけど)

今回は低予算でしたのでグラボは含まれておりませんので、ここはCorei7-4790Kの内蔵グラフィックス機能の「インテルHD グラフィックス4600」に賭けるしかなく試しにドラクエ10のベンチマークソフトを走らせてみました。

ドラクエベンチ結果

おっ!思いの他良いかも!と思いましたがこれは「1280×720の標準品質」ですので、高品質で確認してみるとこのような結果となりました。

ドラクエベンチ遅い

ですよねぇ・・・という結果となりました。やはりCPUだけでななくGPUもそれなりといった感じでした。これをカバーするには最低でも1.5万円程を投資をしてグラボを購入して頂くしかありませんが拡張が効くのがBTOパソコンですのでご予算が出来た時にでも増設して頂きましょう。

今後への課題と補足です

きっとこの4万円という予算で容易に構成し、仕入れが行える業者もいるかとは思いますが、当店はあくまでも修理店ですので部品の仕入れに関しては一定の問屋さんとしかお付き合いがありませんので、今後はちょっとずつですがお付き合いする業者さんが増えれば、安価で面白い構成をご提案できるのかなと思いますので、開拓させて頂こうかと思います。

最後に、今回の記事は「このお値段でパソコンが作れますよ」という宣伝ではございません。在庫する部品とお客様ニーズが一致した事で構築が行えた一例だと考えて頂き、希な条件が一致したことで構築が行えた結果としてご報告を行った内容です。

私よりもパーツ選びが上手く部品を大量に保持されている方は沢山居ると思いますので、新品の部品安価で製作を求められるのであればメルカリやヤフオクなどで個人で出品されている方からヒアリングを行い、賢く購入する方法もございますのでそちらをオススメしたいと思います
お読み頂きありがとうございました!