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Tapo H500を1週間使って分かったこと、これは、防犯カメラの「録画先」を変えるだけの話ではなかった

Tapo H500

今回は、TP-Link のスマートホームブランド Tapo から登場しているTapo H500 を、実際に 約1週間、常時運用してみた結果について書いていきます。まず結論から言います。

最高です

ただし、何も考えずに「全部が完璧」という意味ではありません。きちんと使ってみて分かった 明確な強み と、正直に言っておきたい 弱点、その両方があります。

一番良かった点:デバイスの負荷が劇的に軽くなった

Tapoを含め、いわゆる録画式カメラの多くは、

  • 録画 → microSDカード
  • 再生 → 同じカメラ本体

という構成になっています。

これ、普段は問題ないのですが、

  • 「〇時〇分に何があったか確認したい」
  • シーク(時間ジャンプ)を細かく繰り返す

こういう使い方をすると、録画しながらSDカードを読み書きする負荷が一気にかかり、過去には フリーズした経験もありました。

しかし、Tapo H500を導入して変わったこと

  • カメラ → 撮影に専念
  • Tapo H500 → 録画・保存に専念

つまり、カメラと録画装置を完全に分離した形になります。これによって、

録画データの再生が、とにかくサクサク

シークしても止まらない。複数回ジャンプしても固まらない。ここは、想像以上に大きな違いでした。

その2:カメラがオフラインでも「録画データは見られる」

ここは少し表現に注意が必要なので、正確に書きます。

Tapo H500

オフラインで使用するってなに?

カメラがオフラインになった場合の話です。Tapo H500 本体が生きていれば問題ありません。例えば、

  • Wi-Fiの一時的な不調
  • 接続不良
  • 電波が途切れた瞬間

こういった状況でも、

オフラインになる直前までに録画されたデータは、いつでも確認できる

という点が非常に大きかったです。しかも、

  • いつオフラインになったのか
  • どの時点で通信が切れたのか

この流れも把握できます。

何が安心かというと

  • 万が一、カメラが破壊された
  • 盗難に遭った

こういったケースでも、録画データはH500側に残るという点。これは、防犯用途としては
かなり大きな安心材料です。

その3:2TB HDDによる録画容量の安心感

今回、Tapo H500には 2TBのHDD を搭載しました。運用状況は以下の通りです。

  • カメラ:5台
  • 録画期間:約1週間
  • 使用容量:約400GB

単純計算すると、

  • 1台あたり:約80〜100GB/週

つまり、

  • 1台のみの運用なら 約20週間
  • 3〜4か月分の録画データ を保持可能

これは、正直かなり余裕があります。

Tapo H500

ただし注意点も

  • 4Kカメラ
  • 車通りが多い場所
  • 検知イベントが多い環境

この条件が重なると、容量消費は 1.5〜2倍 になります。逆に言えば、

  • 検知エリアを絞る
  • 不要な検知を減らす

これだけで、容量はかなりコントロール可能です。

唯一、正直に「困った」と感じた点

これは大きな不満というより、運用上の弱点です。

Tapo H500

デバイスが消える不具合

何かしらのトラブルが起きた際、

  • 接続デバイスが一覧から消える
  • 遠隔からの復旧が困難

というケースがありました。Wi-Fi再起動、ルーター再起動では復帰せず、最終的には電源の抜き差しが必要になります。

これはH500特有というより、Tapo全体の課題でもありますが、遠隔管理を考えると少し痛いポイントです。

AI顔認識は、まだ「発展途上」

Tapo H500

Tapo H500の売りの一つが 顔認識AI ですが、1週間使ってみた正直な感想を書きます。

  • マスクあり → ほぼ認識しない
  • 未登録ユーザー → ヒット率低め

1週間で「顔認識済み」と判定されたのは、1名のみ。しかもそれは、私ではなく、兄弟の顔でした。クラウド課金なしで顔認識が使える、という付加価値は大きいのですが、現時点では 補助的な機能 と考えた方が良さそうです。

HDMI出力(スクリーンミラー)は正直、使わなくなった

これは個人的に一番残念だったポイントで、HDMIに挿せば映るという仕様ではないという事。

つまりは

スマホやタブレットの画面をHDMIにミラーするだけ

という仕組みでした。これなら正直、

  • タブレットを直接置いた方が早い
  • わざわざH500を介す意味が薄い

と感じ、1週間で使うのをやめました。将来的に、H500単体で直接HDMI出力が実装されれば、評価は一気に変わると思います。

Tapo H500は「録画先を分けたい人」に刺さる

Tapo H500の本質は、

防犯カメラを進化させる装置ではなく録画の考え方を変える装置

だと感じました。

  • デバイス負荷の軽減
  • 録画の安定性
  • 容量の安心感

この3点は、実際に使ってみて 明確に価値を感じた部分です。一方で、

  • HDMI出力
  • 顔認識AI

このあたりは、今後のファームウェア改善に期待という段階。それでも、

録画が安定して、後から快適に見られる

この一点だけでも、Tapo H500を導入した価値は十分にありました。