まだまだ需要ありWindows7
本日お問い合わせがあった内容で「Windows7Proっが入っているパソコンが突然再起動され、まともに作業を行う事ができない」との事。因みにこちらのお客様は以前に当店で部品交換を行ってから半年後が経過しているパソコン。当初では購入した店舗に連絡したものの連絡が付かずに当店にご依頼頂きましたが、交換用の部品が限定的で応急措置に近い形で納品をおこなった事から、不安定な要素は多々ありました。
そこで話は本題に入り、再起動が行われる理由は大きく3つあります
1.本体の経年劣化
2.OSにウイルスが不具合を誘発するプログラムが混入
3.基盤(マザーボード)と周辺機器との相性が悪い
ここで当店は「1」を予測したのですが、お客様としては「3」ではないかとご不安の様子。ここで多数修理を行っている私としてはひとつひとつご説明を行ってゆきました。
検証中ですが一応考えてみます
今回のパソコンは修理部品を交換してから半年が経過しており、その際交換を行ったのは新品のハードディスクと電源ユニットの2点でした。因みにどちらの部品に問題があるとすれば、電源投入後にOSの起動が遅くなり、突然シャットダウンが行われるでしょう。ですが交換後から3500時間をほぼ電源を入れっぱなしの状態であった事から初期不良は考えにくく、もし故障であればOS起動後から電源は落ちるのですが今回の症状は特定の時間が発生する事で電源が落ちる事態となっている事から、切り分けが非常につきにくく特定しにくい状況となっております。
更に掘り下げると、このパソコンは業務用ですがゲーミング用に使用されるグラフィックボードが刺さっており、私はこのグラフィックボードが原因ではないかと現在疑っておりますが、現在検証中という事もあって結論はまだ出ていない状況となっております。
つまり、今回は「1」という経年劣化という結論に決めつけず、「3」という周辺機器としての不具合の可能性も平行して調査を行う事で原因を突き止められるのではないかと考えており、この結果が分かり次第、後日追記で掲載したいと考えております。