これまでFF14の愛情をブログで認めてきましたが、先日2日間に渡って放送されたデジタルファンフェスティバルが素晴らしすぎましたね。ゲームやFF14に対して興味が無い方にとっては「ふーん」や「なんだそりゃ」的な内容ばかりかもしれませんが、【作り手側】も【遊ぶ側】も10年近い年月が立てば歳を取ります。
そんなFF14ですが、この生放送中のエンディングでサウンドディレクターを務める祖堅正義さんという方が昨年ガンを煩っていたという告白をされました。
放送内では
「今回は皆さんに感謝を伝えに来ました」
「昨年ガンを煩いました」
「去年の10月までずっと病室に居ました」
「何が感謝かと言いますと、腐らずにいられたのは、上層部が便宜を図ってくれてなんとかガンを克服できるかなと思ったんですけど、あの抗がん剤治療という薬は非常に強力な薬で、ちょっと精神がやられてしまう時が多々ありました」
「ですが、プレイヤーのみんながFF14(シャドウブリンガーズ)をプレイして感動したと、言ってくれて、励みになって、ガンを克服することができました」
「現在は予後が良いとの事で、医者からほぼ緩解と言われたので主治医がステージ立ってこいとの事です、これからも良いゲームを作っていけるように頑張ってゆきたいと思います、ありがとうございました」
との事でした。
これは開発メンバーにも告げにないようにお願いをしていたそうで、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹さん含め上層部だけで止めていた情報だったそうで、社内でよく隠し通せたな、と思いましたね。
この祖堅正義さんは、FF14を新生に導いた立役者の一人。この方が居なければこのゲームのサウンドは存在しないと思いますし、何よりも彼の存在が居なければ間違い無く人気は本日まで続いてないかったと思える程までの功績を残していると、私は思います。
たかがゲームと思う方もいるかもしれませんが、10年という年月が経てば遊ぶ側と作る側にも絆が生まれると思うのです。そして昨日のインターネット生放送でまた人間ドラマを見せて頂いたと思っております。
私も家電量販店で接客業を行っている時がありましたが、お客様に「モノは人で買うものだから」と仰られました。衝撃が走りしましたね、そうなのか・・・値段やサービスだけじゃないのか・・・と。半人前の私を育ててくれたのは上司や同僚だけではなく、お客様でした。
提供する側の熱量は、使う(遊ぶ)側にも伝わるのですよね。今回また改めて感じさせられたのが以下の放送でした。ゲームやFF14の事を知らなくても、ここまで命をかけてゲームを創られている方のスピーチをちょっとだけでも観ていただけると嬉しいです。
祖堅さん、おかえりなさい!!
いやぁ・・・泣いた泣いた
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