とある日の午前中にちょっと変わったお問い合わせがありました。
その内容とは「PS4で遊んでいるゲームがエラーになる」との事。具体的にお聞きしてみると「データベースのログインエラーと表示される」や「他のゲームでは起動出来る」など、お聞きすればするほど、サーバーエラーかな？と思わせる内容ではありましたが、唯一把握出来た事はそのログイン出来ないゲーム名は「フライデー・ザ・サーティーンス」というタイトルであった事でした。
そこでお問い合わせだけの時に、最初に考えた事は通信がオフラインではないのか？もしくは対象とされるゲームのサーバーにエラーが発生しているのではないか？のどちらかかと思いましたが、PS4のPlayStation Storeにはログイン可能であり公式サイトやSNSでの情報を確認してもログインが行えない状況になっていない事が分かりました。
つまりの所、どういう事なのか？と考えましたが理由が分かりませんでした。
お客様は「ほぼ毎日、昨年から1年と5ヶ月遊んでいるゲームなのでどうしても遊びたいのです、PS4を持ち込んで確認して頂けますか？」とのお願いがありましたのでご来店して頂く事に。
ご来店後、当店のモニタとネットワーク環境で確認を行ってみましたが、確かにログインが行えない、確かに「データベースのログインエラー」と表示され、「インターネット接続を確認してください。」との表記がありますが、インターネット接続は問題はなし。
そこでアカウントを作り直してゲームをログインしてみるとログインが行える事が分かり、これはもしかして・・・垢BAN？因みに垢BANとはアカウントBANと言われる造語であり、BANは英語表記で権利を剥奪されるという意味となり、これらの造語は「アカウントの権利を失った」という意味となります。
垢BANとなれば、運営側に連絡しなければ解除もしていただけ無いものなのですが、一般的にはユーザーが迷惑行為を幾度か行った場合のみ行われる措置となるので解除は困難である、とお客様にお伝えしました所「セーブデータや記録が初期化されても構わないので遊びたい」と切願されましたので、PS4で追加のアカウントを作成し情報を割り与えて遊べるようにしました。
いやはや・・・まさか垢BANとは・・・予想を超えた結末とはなりましたが、お客様曰く「迷惑行為をした記憶がないのですが・・・」との事でしたが、チャットもせずや無言で遊んで居たそうですが、ホスト役(相手側)が不快に感じる行動を行った可能性に関しては否めないでしょう。
当店は修理屋ですが、まさかの垢BANの確認作業を行うとは思ってもおりませんでしたので、いい大人になってもゲーム機に触れていて良かったな、と感じた一日でした。
