ネットが最近めちゃくちゃ遅い理由は一時通信規制かもしれません
ある日の夜の出来事
先日、20時頃自宅WiFiにてiPhoneでの通信が非常に遅い・・・今までに無いほどの遅さ。自宅ではOCN光を利用している、不満どころか快適であり常に下りの速度は240Mbpsをキープし続けてきた・・・はず。
速度をアプリで測ると、驚きの「下り2.71Mbps」これは遅いはずです。この時は自宅のWiFiや光ルーターや配線を全て見直しましたがいずれも問題はなし。NTTの工事・回線障害情報も調べてみても何処にも異常はない様子。もしかすると・・・と思いプロバイダのOCNのサイトを調べてみると昨年から実施されている「一時的通信速度の規制」を行うとの内容を確認しました。
このOCNからの報告で「輻輳(ふくそう)発生した場合に、通信の規制を一時的に行いますよ」との事。この輻湊とは「イベントや災害などの時などに発生する通信要求過多により通信が成立しにくくなる現象の通信分野における用語」とwikiに書かれておりました。
規制をするなら告知してほしい
2016年6月までは「1日あたり30GBの通信を行うと利用制限」でしたがこれを廃止し、2016年6月以降は「公平性」にちなんだ利用制限に切替えたとのことです。最大手の回線バックボーンをもつOCNがこのような措置を取る理由としては、やはりスマホでの動画の閲覧数の増加が考えられますが、せめて利用制限エリアマップなどを公開してほしいものです。
ここでいつになれば元の通信に戻るのか、または戻ることはないのか、不安が残る状況で速度を計り時系列にまとめてみました。
混雑のピークタイムはがっつりと制限をかけている様子です。深夜の1時過ぎから回復し朝方には元の通信速度に戻っておりました。つまり「遅いと感じた日は朝までガマンしてね」って事です。
プロバイダを変える?それとも・・・
それでは他のプロバイダに変更すれば大丈夫か?という流れになるのですが、NTTのフレッツ傘下にある会社はどれも同じような措置を始めている様子。もしどうしても高速な通信の利用を考えておられる場合に限っては複数のプロバイダと契約を行い、ルーターに複数のプロバイダを切替えて利用することになりそうです。
これは実生活に影響しない範囲の通信規制であったとしても、ネットゲームを行っている方や、Netflixなどの動画配信サービスを楽しみに視聴されておられる方にとっては「何のために固定回線を契約したのだろうか?」という疑問に繋がる通信制限のレベルです。
今回まとめてみた理由としましては、このような措置が断続的に続く事があれば、当店にもご相談が相次いで来られることを考え、啓蒙する意味でブログにさせて頂きました。もし同じ症状でお悩みの方がおられましたら、時間をおいて幾度か通信速度の確認を行って頂ければと思います。
トラヒックの増加の措置とはいえ、光回線の魅力を失われないことを願います。