最近のWiFiルーターは短命か?その交換時期は?
買ったばかり?のWiFiルーターが壊れた話
今朝方当店にご連絡があり「WiFiが繋がらない」との事。因みに昨日までは「繋がるが非常にインターネットが遅く感じる」との事でご相談も頂いておりました。このWiFiルーターを設置したのは当店であり新築の際に設置したもので3年が経とうとしておりました。
しかし、ここ最近WiFiルーターの不調のご相談が多い。これはメーカーの製品の品質の問題ではなく、明らかにWiFIルーターの経年劣化によるものと考えられる症状でした。それは安価であるがゆえでは無く、推測される事をお客様からヒアリングを行って判断が行えた事を書きたいと思います。
やっぱり原因はYoutubeだった
ここ最近は若者はテレビを見る機会が少なくなったと聞きます。それはスマートフォンが当たり前に普及される現代では調べ物として、また娯楽として動画を見る傾向が強くなったと感じられます。
これらがWiFiに悪影響を及ぼすとは思えませんが、WiFiルーターも電波を飛ばす以前に機器という事を忘れてはいけません。内部には処理を行うCPUがありますが、当初ではインターネットでホームページを閲覧する程度と想定し、稀にパソコン間でのデータ転送に耐えられる品質評価は行っているはず。
それがここ近年、リビングでもWiFiを利用して映像配信を行う「ひかりTV」や「AppleTV」などに加えて、ご家庭では複数のスマートフォンで常時通信を行うなど、WiFiルーターは休む暇もなく働く様になりました。
これが負荷されると通信不良が発生するのですが、最近では再起動の機能を備えたりなど機能は充実しているものの、負担の継続により経年劣化が早まっている傾向があります。つまり原因は「使いすぎによる故障」と考えてしまうのです。
WiFiルーターは3年が経過したら買い替えましょう
これからご説明する事は、あくまでも利用頻度が高い方を対象にしておりますがWiFiルーターは定期的に、3年に一度は交換される事をおススメしたいと思います。個人的には交換の頻度は遅すぎる位と考えており、2年に一度は交換したいくらいです。
ですがそれは利用差にもよりますので、参考にすべきはご家族で一日のWiFiでのインターネットの利用時間が6時間を超える場合は2年に一度、4時間を超える場合は3年に一度程度と考えて頂ければ良いかと思います。「いやいや家ではそんなに使っていないよ」という方は交換頻度が遅いと思われますので1万円以上の上質なWiFiルーターを購入して頂ければ4〜5年は持つと考えます。あくまでもご参考にして頂ければ幸いです。