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OCNの有償IPoEサービス「OCN v6アルファ」とは?個人で購入可能な対応ルーターはあるのか?

OCN_v6アルファ

「OCN v6アルファ」に対応したIPoE対応ルーターを選ぶ

以前にOCNがIPoEに対応した事を書きましたが、いくら待っても対応して頂けない事でOCNのマイページを調べてみてみました。

IPoEとはイーサネットを使ってIPパケットを伝送するインターネットの通信方式で、これを使うことでIPv6を意識する事なく通信を確保できる事から、現代では遅くなりがちの動画配信などの速度の向上が見込める事から注目を浴びています

私が契約しているのは「OCN 光 with フレッツ マンション・プラン2・東日本」であり、2016年に契約しております。OCN側はIPoEに対応しているのは2018年6月以降に新規契約を行った顧客のみ提供している状況で順次対応中との事でしたが、現在の段階でも提供は開始されておりません。そこで昨年の10月に「OCN v6アルファ」と言う名の”有償“によるIPoEの提供を始めたとのことです。

簡単に言えば「既存の顧客はOCN v6アルファ(有償)で対応しますよ」という事であって、これは・・・どれだけ待っても対応して頂けない可能性が高くなってきました・・・
OCN契約内容の確認
2019年1月16日現在でも現状でもIPoEは対応していませんでした、つまりIPoEを利用したいのであれば「OCN v6アルファ」が加入必須の現状

ですが、「はぁぁぁ?なんで私達だけ有償なの?」と、顧客は納得しないであろうと踏んだOCNはWiFiルーターと各種セキュリティサービス、遠隔/訪問サポートサービスも併せて付加して500円(税抜)で提供しようという流れのようですね。

OCN_v6アルファの内容
「OCN v6アルファ」の内容、IPoEだけではなくサービスを付加して提供するとの事

ここからがポイントなのですが、OCN v6アルファを申し込んだ顧客は強制的にWiFiルーターが配布されます。そのWiFiルーターが到着次第に切り替え作業を行うのですが、提供品が「NEC製」という情報だけで製品名称や仕様が不透明なWiFiルーターは正直使いたくないのが心情です。

そこで、先日発表されましたNEC製のWiFiルーター「Aterm WG2600HS」の購入を検討しているのですが、支給されたWIFiルーター意外のものを使っても大丈夫なのか?とご心配される方がおられるかもしれませんが、そこは大丈夫です(「国産の有名どころなら」、という補足は付け加えさせて頂きますが)。

Aterm WG2600HSは1月24日(木)発売で1万前後で販売
OCNのホームページの「ひかり電話を現在ご利用中のお客さま」に書かれている手順を沿って設定及び配線すれば問題はなさそうです。
機器の配線

因みに図のWiFiルーターの設定で「RTモード」というのは「ルーターモード」の事であり、NEC製では「スイッチをRT」で完了しますが、バッファローでは「スイッチをON」もしくは海外のWiFIルーターではスイッチがない場合は標準で「ルーターモード」となっているという事を示します。

NEC製以外のWiFiルーターをお使いの場合は「IPoEに対応」している事が必須条件ですので、必ず購入前にIPoE対応の有無を確認し、また既存の機器をご利用の場合も製品型番を公式サイトにて対応状況の確認を行って下さい
最後に「OCN v6アルファには一部利用できないサービス」というものもありますので、以下に該当する内容で都合が悪い方は契約を行わないほうが良いかと思います。

・OCNドットフォンサービス
・特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
・一部オンラインゲームなど、特定ポートを使用するサービス
・IPv4グローバルアドレスを共有するネットワーク上で利用できないサービス
・外部へのサーバ公開機能
・PPPoE方式の接続機能

利用開始月を1ヵ月目として24ヵ月目までの最低利用期間があるとのこと。最低利用期間中に「OCN v6アルファ」を解約される場合、解約違約金(8,000円(不課税))がかかるそうです。
OCN v6アルファのまとめ
・OCNでIPoE対象外者は有料で申込み可能に
・IPoEに付加価値を付けたのが「OCN v6アルファ」
・因みにOCN v6アルファは月額500円(税抜)
・加入時は強制的に対応WiFiルーターが送付される
・到着するまでIPoEは利用不可
・個人的にWiFiルーターを購入しても利用は可
・ただし推奨ルーター以外は保証対象外かも
これらを事前に知っておいた上で「OCN v6アルファ」にお申し込み下さいね!!
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