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最近思うこと。フリーソフト文化と情報商材の違いについて

最近、「フリーソフト」という言葉が妙に頭から離れません。

なぜそんなことを思うのかというと、ここ最近、Xなどを眺めていて改めて感じることがあるからです。日本では今でも、情報というものが「お金を払わないと手に入らないもの」として扱われる場面がとても多いように思うんですよね。

もちろん、それ自体が悪いと言いたいわけではありません。価値のある情報や、時間をかけて整理された知識には、対価が発生して当然だと思っています。私自身も、本当に使える情報であれば購入することはあります。

ただ、それとは別に、なんとなく昔から変わっていない空気も感じるんです。
それは、「知っている人だけが知っていればいい」「自分だけの情報として持っておきたい」という感覚です。

昔から衝撃だった「無料でここまでできる」という世界

私の中で昔から強く印象に残っているもののひとつが、オープンソースという考え方でした。

そして、もっと身近なところで言えば、やはりフリーソフトの存在です。

パソコンを長く触ってきた人であれば、一度は「無料なのにここまでできるのか」と驚いた経験があるんじゃないでしょうか。少し工夫したり、いくつか手順を踏んだりすれば、有料ソフトにかなり近いことができてしまう。そういう無料ツールに助けられてきた人は多いと思います。

特に昔は、海外製のソフトを探してきて、それが誰かの手でローカライズされて、日本語で使えるようになっていく、そんな流れも珍しくありませんでした。今思えば、あれもひとつの文化だったんですよね。

あの頃の「便利なものはまず世界中から探してみる」という感覚は、今でも自分の中に残っています。

日本では今でも「情報そのもの」が商品になりやすい

最近Xを見ていると、ちょっとした情報のまとめやノウハウが、1,000円、2,000円といった価格で販売されているのをよく見かけます。

それ自体を否定するつもりはありません。実際、きれいに整理された情報には価値がありますし、調べる時間を買うという意味では合理的でもあります。

ただ、私としては、その光景に少し驚くことが多いんです。

というのも、海外では比較的オープンに共有されている情報が、日本では「商材」として流通しているように見えることがあるからです。特にAI関連の話になると、その傾向はかなり強い印象があります。

Xでよく見かけるのが、「AIで稼ぐ方法」「AI活用の裏技」「これを知らないと損」といった投稿から、最終的にLINEへ誘導され、そこで情報商材やコンサルティングにつながっていく流れです。あの流れを見るたびに、私はどうしても身構えてしまいます。

海外の情報を見るようにしている理由

だから私は、最初から海外の投稿を見ることが増えました。

もちろん英語の壁はあります。でも今は翻訳技術がかなり進んでいます。昔のように辞書片手に苦労しなくても、ある程度の内容であれば十分に把握できます。そうなると、わざわざ日本語に整え直された情報だけを待つ必要がなくなるんですよね。

海外の発信を直接見て、自分で翻訳して、自分で判断する。
そのほうが余計なフィルターが少なくて、私は好きです。

日本語でまとめてくれる人の存在が不要だと言いたいわけではありません。むしろ、本業がしっかりあって、そのうえで善意や実務経験をもとに丁寧に整理して発信してくれる方は、本当にありがたい存在だと思っています。そういう方の情報は、今後も価値があるでしょう。

ただ一方で、副業感覚で不安を煽りながら投稿を並べ、最終的に何かを売ることが目的になっているような発信も、かなり多いように感じます。正直に言えば、見ていて疲れるものも少なくありません。

日本特有なのか、それとも職人文化なのか

これは日本特有のものなのか、それともどこの国でも似たようなものなのか、正直なところ断言はできません。

ただ、私はやはり日本には「職人文化」的なものが色濃く残っていると思っています。いい意味でも悪い意味でも、技術や知識を囲い込みやすい土壌がある。簡単には見せない、簡単には教えない、苦労して覚えるべきものだ、という感覚ですね。

もちろん、その姿勢が技術の深さを生んできた面もあると思います。
でも今は、翻訳もAIもここまで進んでいる時代です。
昔のように、情報の入口そのものを閉じておく意味は、だんだん薄れてきているのではないでしょうか。

表面上は少しずつ変わってきているように見えても、根本の部分はまだそれほど変わっていない。最近はそんなふうにも感じています。

必要なら買えばいいし、不要なら買わなければいい

結局のところ、大事なのはそこなんですよね。

必要であれば買えばいい。
必要でなければ買わなければいい。

それだけの話です。

ただ、その判断をするためには、やはり目利きが必要です。本当にその情報は自分に必要なのか。無料で代替できないのか。海外の一次情報や公式情報を見れば済む話ではないのか。そのあたりを一度立ち止まって考えるだけで、無駄な出費や遠回りはかなり減ると思います。

しかも今は、かなりのことをChatGPTのようなAIに相談できる時代です。以前なら「誰かがまとめた有料ノートを買うしかない」と思っていたような内容でも、まずはAIに整理してもらうことで、かなり輪郭が見えることがあります。

だからこそ、Xだけに依存して情報を集めるのは、少し危険かもしれません。

これからも、国外の情報を参考にしていきたい

私はこれからも、国外の情報を積極的に参考にしていこうと思っています。

そのほうが、自分の頭で考えられるからです。誰かの売り方や雰囲気に引っ張られすぎずに済むからです。そして何より、「本当に必要な情報」を、より素直に取りに行ける気がするからです。

もちろん、日本語でわかりやすく整理してくれる発信者の方を否定するつもりはありません。そういう方には、これからも大いに助けられると思います。

でも、もしXの投稿を見ていて「なんだか不安ばかり煽られるな」「結局またLINEか」と感じることが多いのであれば、一度視点を海外に向けてみるのもいいかもしれません。翻訳して読むだけでも、見える景色はずいぶん変わります。

最近は、そんなことをよく思っています。

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ピシコ
北海道苫小牧市でパソコンとiPhone修理業を営んでいます
三度の飯よりも修理好きでゲームとプラモが趣味
19匹多頭飼いするほどのハムスター好き
最近は筋トレでの減量にハマってます(←NEW)