Youtubeが遅いのでIPoE DS-Liteを契約してみた(前編)
ネットが遅いとお悩みの方は試してみる価値は十分にあり
前回に書きましたブログの「ネットの回線の問題ではないがYoutubeが本気で遅い」件の検証した内容の続報です。ネットワークやその手の仕様に詳しい方にとってはサクっと解決しているか、もしくは「これは仕様だよ」と割り切る方もいるかと思いますが、ご興味のある方は少しだけお付き合い下さい。
まずは問題として考えていた3点を振り返ってみますと「回線」「プロバイダ」「IPアドレス」でした。改めて考えてみますと恥ずかしい点があり、特に「IPアドレス」という点、これは実際には回線やプロバイダに依存するものでありカテゴリにするのであれば「IPv4による接続」と言える内容ですね、これは勉強不足でした。
これではIPv4の接続は当たり前のように接続しなくてはならない環境であるにもかかわらず、IPv6で接続をすると対応している特定のサイトにしか接続する事しかできなくなります(GoogleやFacebookはOK)、つまり全然使いものにならないということです。
そこで調べてみた所、IPv6接続の短所を解決し、独自の通信網を確立させる規格の「IPoE DS-Lite」という方式で通信環境の改善が行えるという記事を読みまして「これなら回線速度は速くなるかも?」という事で実践する事にしました。
IPv6サービスのIPoE DS-Lite方式を導入してみる
今回導入したのはこの三点を問題を一発で解決ができそうなのがこの「IPoE DS-Lite方式」。これはフレッツ光対応のIPv4、IPv6両方が使えるサービスです。また「IPv4 over IPv6」とも言います。
この規格はIIJの技術情報ブログの「IIJmioひかりの混雑の理由とバイパス手段(IPoE・DS-Lite対応)」にとても分かりやすい詳細の内容が記載されておりますので参考にして下さい。
私なりに理解した点としては「混雑しているフレッツ光網を超えて、プロバイダとお客様を直接結ぶ専用バイパス網」という夢のような規格です。逆にいえばそれほどまでにNTTのフレッツ光の加入者数が多い事がわかりますよね。
DS-Lite対応のプロバイダと機器を準備しましょう
既存のプロバイダで「DS-Lite対応」をしている所は少なく、調べた範囲としてはインターリンクとBiglobeとIIJでしょうか(まだあると思います)。これらのプロバイダを現在加入しているプロバイダと検証として2重契約するのは少し辛い・・・と、言う事で今回は即日契約が行えるインターリンクの「ZOOT NATIVE」というコースが2,160円で契約が可能との事。
このプロバイダの魅力としては2ヶ月間無料でいつでも解約が可能であると言うこと。違約金が発生しないという融通の効くサービスはありがたいですね。ここで改めて当たり前の事を書きますが「NTT東日本のフレッツサービス」を解約している方のみのサービスですので間違って契約しないようにしてください。
さて、ここからは接続の手順や結果ですがこれらにつきましては、後日のブログにてお知らせしたいと思います (すみません) 。