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液晶パネル交換は「天板だけ」で対応するという選択肢

今日の作業で、改めて「このやり方がベストだなぁ」と感じたのが、液晶パネルの交換時に“天板だけ”をお預かりする方法です。これ、修理の現場にいる方はもちろん、パソコンの不具合に悩まされているお客様にも知っておいてほしいポイントなんです。

そもそも「天板だけお預かり」って?

液晶パネルを交換する際、通常はノートパソコン本体ごとお預かりして作業を行うのが一般的です。ですが、今回のように液晶にだけトラブルがある場合、天板(ディスプレイ部分)だけを取り外してお預かりするという対応が可能です。

この方法、なぜ良いのか?

1. 外装のプラスチックが傷付きにくい

本体ごと扱うと、どうしても作業中に力が分散してしまって、ツメが割れたり、フレームが傷つくリスクが増えるんです。でも、天板だけだと、余計な力がかからず、とても作業しやすい。

2. 液晶ケーブルを傷めずに済む

ケーブルの断線って、ほんと厄介です。ちょっとしたひねりで信号が通らなくなってしまう。でも天板だけの作業なら、その心配がほとんどなくなります。

3. お客様が本体を手元に置いておける

今回のお客様もそうでしたが、画面が映らなくてもHDMI出力で外部モニターに繋げば使える、というケースもあります。そんなとき、本体をお預かりせずに済むのは大きなメリット。

4. 納品がスムーズ!

作業が完了したら、あとはお客様にご来店いただいて、その場で天板をパチッと取り付けてお渡し。これが驚くほどスピーディーなんです。

修理する側・される側、どちらにとっても嬉しい

修理する側としては、「落ち着いて丁寧に作業できる」というのがとにかくありがたい。お客様としても「本体がない不便さ」を最小限にできるので、お互いにとって気持ちのいい方法なんですよね。

今後もこの方法を積極採用していきます

液晶パネルのトラブルは意外と多いのですが、だからこそこうした“ちょっとした工夫”が修理の質を大きく左右します。当店では今後も「天板だけお預かり」の方式を積極的に取り入れて、より安心・安全な対応を心がけていきます。