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USBメモリを折ってしまった場合、PCに刺しても認識しない場合はこれが原因

デジタルスコープ

とある日に、USBメモリを曲げてしまったとの事でPCで認識しなくなってしまった、という診断のご依頼を頂きまして、拝見をさせて頂きました。

そこで受付を終えようとしたときに
「え?再現として確認して頂けないのでしょうか?」
というお客様のお気持ちは十分理解出来るのですが、これ以上の被害にならない為にUSBメモリを分解し、デジタルスコープで確認させて頂く旨をご説明し一旦お預かりとなりました。

そこで診断した結果は、こちら。

USB拡大


これでは把握出来ないので拡大してみると、プリント基板が金属と一緒に剥離されており、これでは認識もされない状況であることが理解できました。

USB基板剥離


基板の剥離による破損については修復も出来るものもありますが、出来ない事が多いです。

そのため、この場合ではコントローラーチップと記憶するチップを同一の基板に移植させる事で、データの救済は出来たり、超高額の復旧ツールを使えばデータは取り出せる事がありますが、現実的には諦めて頂くか、同一基板を探して頂くことになります。

本件はまだ継続中ですが、果たして進展はいるになるのか・・・それは運次第です。

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アイコン哀喜
ピシコ
北海道苫小牧市でパソコンとiPhone修理業を営んでいます
三度の飯よりも修理好きでゲームとプラモが趣味
19匹多頭飼いするほどのハムスター好き
最近は筋トレでの減量にハマってます(←NEW)