難しくはないけれど厄介なのが液晶割れ
意外にも認知されていないことなのですが、ノートパソコン液晶はとっても簡単に割れます。そのため各種メーカーのノートパソコンの液晶モニタは交換が比較的容易となっております(ただし、海外製メーカーの一部は困難なモデルがあります)。
ただしこれは「LCDパネルという液晶であれば比較的容易」という事なのであって、有機ELなどや薄型のパネルなどは難しく配線も細く、断線しやすい事で、修理が困難または不可に近い場合もあるので安易に受け付けを行う事は出来ません。
東芝dynabookのモデルはLG製の液晶が多い
今回修理を行った液晶パネルは東芝製のdynabookで、「東芝なら東芝で液晶パネル作っているんでしょ?」と思われがちですが、現代ではオール自社生産を行っているメーカーはほとんどありません。最近では液晶パネルは韓国製が最も多く、LG製かサムスン製がほとんどで、今回のdynabookではLG製を採用しておりましたので、直接海外から同一の型番を仕入れて入荷次第交換となります。
因みに交換前の状態はこちら、胆振東部地震の震災の影響で落下した物が液晶にぶつかって割れてしまったようです。ご依頼主様もインターネット等で修理方法を色々調べられて、断念した結果当店にご連絡を頂いた次第との事です。
そして交換した液晶パネルはこちら。修理の過程は割愛しましたが単にネジを外して液晶パネルを取り替えただけです。交換は何方でも行えるとは思いますが、プラスチックの爪を割らずに取り外すのには慣れとコツを要しますので、はじめての方は頑張って下さい。
このように当店ではノートパソコンの液晶パネルの交換も行っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。また、ご承諾頂きたいことは「ご依頼の確定後はキャンセルが効きませんのでご了承下さい」という事だけです。
何故キャンセルが効かないかと言いますと、液晶パネルの種類は膨大にあり、キャンセルを頂くと他のノートパソコンに使い回す事が出来ないため、というのが理由となりますので、ご理解とご承諾の程お問い合わせ頂ければと思います。