ドライブレコーダーの映像をDVDなどにする編集作業
最近では珍しくはない車載のドライブレコーダー。この設置後に交通事故に万が一遭われた場合の映像をDVD等のメディアに残すご依頼が最近では増えており、今年だけで30件程。「そもそもドライブレコーダーに残っているんだからDVDにする必要ないよね?」とお考えの方はごもっともですが、多分事故を起こしていない方にとっては無縁の事かもしれません。これは事故を起こした方にしかご理解を頂けない事情があるのです。
目的は提出か保管
ドライブレコーダーでは事故の前後を録画するGセンサーという「衝撃時の録画機能」が備わっており、この映像によって不利になりかなない過失を軽減できる可能性もある事から、ドライバーにとっては本当にありがたい機能となっております。
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これらの映像はドライブレコーダーにmicroSDカードを装着してMOV形式で保存されている事で、最新のWindowsでは再生する事も出来ますので比較的扱いやすいファイル形式となってきました。ですが肝心のパソコンをお持ちではない方は保管や再生を行う術がありません。つまりどのご家庭でも家庭用のDVDプレイヤーで再生出来る様にする事で、DVD用に編集処理を行う依頼が増えているという事です。
何度も申し上げますが、パソコンがあればご自身でも出来るレベルですので、未編集でもそのままDVDに収録するには可能です。がそれなりのアプリケーションソフトがないと書き込めませんので、DVDにされる頻度が高い方は購入してみては如何でしょうか。
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提出はDVDである必要はない
もし警察や保険会社に事故の映像を提出しなければならない場合、最近ではUSBメモリで提出するケースも増えております(これもパソコンは必要ですが)。また最近ではドライブレコーダーにWiFiが内蔵されており、スマホのアプリで起動してドライブレコーダー内の映像を簡単に取り込む事も可能となりました。
滅多には行いませんが、YouTube等のネットで映像をアップロードを希望される方もおりました。これらはURLを知っている方のみ閲覧可能な状態にしてアドレスのみをLINE等でお伝えするケースとして有効です。ネットとメディアの2種類の提出が今後のニーズになるのも時間の問題かもしれませんので、もしドライブレコーダーの映像データを「DVD」や「YouTube」にて提出をご希望される方はお電話にてご相談下さい。
付属品の8GBでは足りない
最後に録画の容量について。これが一番残念な結果で終わってしまうパターンなのですが、事故当初の映像が上書きされてしまうケースです。これは単純に容量不足でありドライブレコーダーの付属品では8GB程度であり、可能であれば32GB以上のmicroSDカードをご利用される事を強くおススメします。
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頻繁に交換するものではありませんので、個人的には64GBを推奨しております。録画時間としては一日30分の運転程度であれば16日間は保管できる容量だとお考えいただければと思いますので、上書きは滅多に行わない容量をお持ちになりましょう。