
最近、企業や個人を狙った情報漏えいのニュースが続いています。お客様の大切な情報をお預かりしている当店も、改めて店のシステム全体のセキュリティ点検を行い、いくつかの強化をしました。
この記事では、何に取り組み、何がわかったのかを、概要としてご報告します。今後も定期的にお伝えしていく予定で、今回が第1回です。
先に結論:2026年9月中旬から10月中旬にかけての記録をもとに、当店のサーバーとWebサイトを点検しました(サーバーは約1か月分、Webサイトは直近2週間分です)。点検した範囲では、不正アクセスや情報の持ち出しの痕跡は見つかりませんでした。
ただし、攻撃そのものは日常的に届いています。点検で見つかった課題はその場で直し、異変にすぐ気づくための仕組みも新しく加えました。
セキュリティ点検でわかったこと:攻撃は日常的に届いている
まず、インターネットに公開している店のサーバーの記録を調べました。2026年9月中旬から10月中旬までの約1か月で、受けていたログイン試行は約17.8万回。多い日には、1日で4,000回を超えていました。いわゆる「総当たり攻撃」です。
用語:総当たり攻撃とは、IDとパスワードになりそうな文字の組み合わせを次々に試して、ログインを破ろうとする攻撃のことです。人の手ではなくプログラムが自動で試し続けるため、試行の回数がとても多くなります。
この約17.8万回のログイン試行は、いずれも成功していません。Webサイトのほうでも、設定ファイルなど本来は公開していない情報を探ろうとするアクセスが、10月中旬までの直近2週間で2,000件以上ありました。こちらもすべて空振りに終わり、情報が外部に渡った形跡は見つかりませんでした。
| 内容 | 期間 | 数 | 結果 |
|---|---|---|---|
| ログイン試行(総当たり攻撃) | 約1か月 | 約17.8万回(多い日は1日4,000回超) | いずれも成功せず |
| 公開していない情報を探るアクセス | 直近2週間 | 2,000件以上 | すべて空振り |
あわせて、ログインの記録・サーバーの設定・外部との通信を点検しました。今回点検した範囲では、不正アクセスや情報の持ち出しの痕跡は見つかっていません。

見つかった課題は、その場で直しました
点検では、直すべき所も見つかりました。一部のサービスで、本来は限られた相手にだけ開いておくはずの入口が、広く開いた状態になっていました。見つけてすぐに、その入口を使える範囲を絞りました。
あわせて、サーバーへのログイン方法を見直し、総当たり攻撃が通用しない方式に切り替えました。また、日々の管理作業でログインに使う情報と、自動で動く仕組みが使う情報を分けました。どちらか一方に何かあっても、もう一方には影響しない形です。
メモ:この報告では、サーバーの名前や仕組み・設定の具体的な中身は書いていません。守りの中身を細かく公開すると、攻撃する側の手がかりになってしまうためです。
なぜ「気づく仕組み」まで加えたのか
今あるものを直すだけでなく、これからに備える仕組みも加えました。ひとつは、不審なアクセスを自動で遮断する仕組みです。もうひとつは、サーバーへのログインや重要な設定の変更があったときに、管理者へすぐ通知が届く仕組みです。
通知の仕組みを入れたことで、何か起きたときに、気づくまでの時間を大幅に縮められます。

よくある質問
セキュリティ点検で、情報漏えいの痕跡は見つかりましたか?
点検した範囲では、見つかっていません。ログインの記録・サーバーの設定・外部との通信を点検し、不正アクセスや情報の持ち出しの痕跡は見つかりませんでした。
セキュリティ点検の報告は、これからも出ますか?
はい、今後も定期的にこのお知らせでご報告していく予定です。今回の記事が第1回です。
まとめ
今回点検した範囲では、情報漏えいの事実は確認されませんでした。一方で、攻撃は日常的に届いているのが実情です。見つかった課題はその場で直し、異変に早く気づくための仕組みも加えました。
この取り組みは、これからも続けていきます。点検と強化の様子は、今後も定期的にこのお知らせでご報告していく予定です。













