とある日に、お客様に防犯カメラの映像をスマホでお見せした所「え?これが野外の映像を同時に見られるのですか?」とお褒めの言葉を頂きとても嬉しい気持ち裏腹に、心の中では(でも室内用だから正直何処まで動くか微妙なんだよね・・・)とつぶやくのでした。
そんな事で数週間にわたり、TP-LINKのC200の導入の検証を行いまして、3台のカメラの動作が確認が行えた事でようやく、全ての防犯カメラの屋外への取り付けを終えました。
室内用ネットワークカメラを屋外で使える事を知って欲しい
防犯カメラというものは野外に取り付けるモデルは定点とチルト式がありますが、閲覧するソフトウェアが優秀であればカメラが高額で、一方で安価なカメラはソフトウェアが貧弱で、ウイルスが仕込まれているんじゃないかと思える程に怪しいものばかり。
そんな事で、今まではHDDに録画を行う防犯カメラが常識ではありましたが、最近ではネットワークカメラ(記録がMicroSDカード)が安価で主流となりつつあり、時代は防犯カメラまでもがWi-Fiネットワークを利用して運営出来る時代になりました。
安価で信頼性のある防犯カメラを利用したかった
ここで今回採用したのは安価で安定していると評判のTP-LINK社製のTapo C200でした。この存在を知ったのはWi-FiルーターがTP-LINK社製のAX20を当店で愛用している事からこの企業の製品であれば安定した製品だと思い選びました。
このC200にMicroSDカードを含めても計7,000円台で購入が行えるという事から、本格的な監視カメラを防犯用として導入するにも実績が欲しかった事から、このカメラを3台を購入
最初は1台のみで運用を始め、玄関先に設置を行い電源コンセントを刺すだけで簡単に動作を確認できる事から設置は非常に簡単。因みに、設置の際の詳細は以下の記事に書いておりますので参考にして下さい。
ともあれ、3台の防犯カメラをトータルで2万円以下で購入ができた事は、検証という意味でも安価で非常にありがたい反面、室内用カメラを野外に設置してどこまで耐久性が保たれるかという点においては今後も検証を行う必要がありそうです。
野外で設置するオススメの設置場所
ここで室内カメラを野外に設置する条件がかなりシビアである事です。当然ながら雨風が当たらない事が条件となるため、軒下(のきした)に設置する事が望ましく、軒下がないご自宅や会社の場合は擬似的な軒下を鉄板などで作成する必要がありそうです。
また、雨や雪などを保護するにはシールド的な加工でアクリル素材でカメラの前を囲めば故障しぬくくなるかと思われますが、板が透明であっても深夜にそれらが反射してしまい、暗視カメラとしての役割を果たせない事から当店は軒下にむき出しで設置しております。
使用するWi-Fiルーターは超重要
ネットワークカメラの命とも言えるものが、Wi-Fiルーターですがここは当店はTP-LINKのAX20を採用しています(この商品を説明したのは何度目かわからない程宣伝してる)。
このWi-Fiルーターは価格以上に電波の強さもあり、Wi-Fi6の規格も兼ね備えておりますので、iPhoneの通信速度は以前の2倍も伸び、おかげさまで当店ではメインで活躍してくれています。
そのAX20を玄関入り口の壁に設置した事で野外に設置したネットワークカメラのC200が10m先でも問題なく通信が行えております。因みに、5年前のWi-Fiルーターでは5m程で通信が途切れるなどの問題が生じました。
野外で一週間放置してみたが全然平気
室内カメラを野外に3台導入して一週間が経ちました。深夜での映像を自宅でも何処でも観る事が問題なく行えているのは正直ありがたく感じますね。
耐久性としては防犯カメラを軒下に設置した事で雨が2日程続いた日でも乗り切ることが出来たようです。あとは冬期の雪と気温ですね・・・マイナス15℃を下回ることがある地域ですのでその辺りは最悪壊れても仕方ないと思いますが、もし乗り切る事ができたらまた春先にでもご報告させて頂きます。
設置とテストは無事完了しました、あとは頑張って冬を乗り切ってほしいです!