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修理業者が使用済みパーツを修理に利用できるようにするとアップルが発表へ

アップルはこの5年間で1万以上の独立した修理業者に認可してきたようですが、これからは使用済みの部品を使っても修理可能にする仕組みを考えているようです。

Appleは既存の修理プロセスを改善し、顧客と独立した修理業者が使用済みのAppleパーツを修理に利用できるようにすると発表しました。この新しいプロセスは、今秋から選ばれたiPhoneモデルで始まり、iPhoneユーザーのプライバシー、セキュリティ、安全性を維持しながら、消費者により多くの選択肢を提供し、製品の寿命を延ばし、修理の環境への影響を最小限に抑えます。使用済みの純正Appleパーツは、新品の純正Appleパーツと同様に、元の工場の校正による完全な機能性とセキュリティを享受できるようになります。

Apple to expand repair options with support for used genuine partsより和訳

これらを実現するにはパーツが純正かどうかを確認するプロセス(ペアリングと呼ばれる)を拡張する事で実現させる、というものですので今後は純正品の新品だけではなく、認可された使用済みの部品もつかえるよ、という流れになるようですので、結果として安価に修理が可能になる?と考えられますが、あくまでもApple公認サービスプロバイダーでの提供となりますので修理価格は然程変わらないんじゃないかな?と考えてしまいますね。

実際にAppleの再生品は公式でも販売されておりますが、決してお安くはない価格です。それでも一円でも安価に購入されたい方にとっては非常にありがたいサービスではありますので、それなりに需要はありますがこれを修理に置き換えると考えれば通常の70%程度かな?と考えてしまいますね。

魅力はあるものの、個人的には公式プロバイダ経由での修理であれば新品の部品でお願いしてしまいそう、というのが個人的な考えです。それでも純正パーツですからね、良い制度ではあるもののアップルの「再利用」がどの程度世間に浸透するのか、ちょっと楽しみです。

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