とうとう「みおふぉん」が格安SIMで覇権をとりそうな予感。
IIJmioでは12月7日から定額通話をリニューアルとして、新オプション「かけ放題+」が登場するようです。これは凄いことになっておりまして、その内容は以下の公式Twitterにて発表がありました。
IIJmioの通話定額オプションが12月7日から大きく拡充されます。多くのご要望をいただいていた、通話時間に制限のない「かけ放題+」が月額1,400円で新登場、既存の通話定額オプションもリニューアルとなります。
JJImio公式Twitterアカウントのより引用
おおお・・・オプション料金で1,400円ですか、今となっては普通。
とは言え、みおふぉんは基本料金が安いのでこちらのかけ放題のオプションプランは妥当だと思いますよね。公式サイトによると「みおふぉんダイヤル」アプリを使ったアプリからの通話のみが定額通話になるとの事ですが、この内容に関しては後ほど。
因みに、最低料金として「かけ放題+」と「ギガプラン2G」のプランを合わせると、月額2,258円で利用が可能との事です。
ここで、プレスリリースを報じたツイートに対して、リプライの内容に反応があったので掲載します。
タイプAについては、みおふぉんダイアルアプリの利用が必須となります(これまでの通話定額オプションと変わりません)。
JJImio公式Twitterアカウントのリプライより引用
この「標準アプリ」というのはみおふぉんダイヤルアプリの事を示しているのですが、タイプA(au回線)での契約ではアプリを経由しなければ定額通話が適用出来ないとの事。
それに対して他の回線は?と気になる所ですが、その返信もありました。
タイプDについては、OS標準の電話アプリからの通話でも通話定額の対象となります。
JJImio公式Twitterアカウントのリプライより引用
なんと、タイプD(ドコモ回線)に関しては、アプリを使用しなくてもスマホに標準搭載されている電話機能で通話し放題との事。
そしてこのリプライの内容に反応したユーザーが質問をしたのですが、発表された記事に書かれていない事実があるようです。
はい、タイプDではOS標準の電話アプリでプレフィックス番号なしでの通話も通話定額の対象となります。自分のプランを誤って認識されているお客様が高額請求となる事態を避けるため弊社は全てのお客様に専用アプリのご利用をお願いしていますが、良くお分かりになる方はお好みでお使いください。
JJImio公式Twitterアカウントのリプライより引用
ちなみにプレフィックス番号とは「通信会社が提供する識別番号」ですので、先ほど掲載した画像に書かれている「0037-691」を先頭に付けて通話をしなくてもドコモ回線の場合は定額通話が可能になるとの事になりますね。
これはau回線の顧客が、誤って通話をしてしまって高額請求となってしまうにしても、プレスリリースにもドコモ回線の場合はアプリを使わなくても定額通話が可能と明記すべきでしょう。
ともあれ、非常にドコモ回線のみおふぉんを契約されている方は、非常に魅力的なオプションプランになっている事は間違いなさそうです。
通話品質に関しては、VoLTEの高音質通話ほど高音質という訳ではないとTwitterでも説明されておりますが、この価格ですからね。個人的にはLINE通話が安定していない通信環境の場合は、やっぱり電話での定額通話は非常に有能なんですよね。
これで最強の格安SIM会社はみおふぉんになるか、今後の他社の動向が気になりますね!