iOS11でiPhone5と5cのサポートが終了
この秋、iPhone5と5cの対応が終わる
4月のブログにてiPhone5と5cが10.3.2でサポート終了か?との記事を書きましたが、iOS11で正式しサポートを終了するようです。前回でも記事の通り32ビット搭載のiPhoneを排除したかったのでしょう。
予想はしておりましたが修理屋から見るiPhone5はサブ機として利用している方が多く、iPhone5cに関しては現行で利用している方が多いです。この違いはデサインの良さとカーボン製の手触りの良さもあるかもしれません。先日お客様に「次のiPhoneに機種変更を考えておりますか?」と、簡単なご質問をしてみました。
Appleさん、iPhoneが飽きられてきてますよ
今年でiPhoneが発売されて10年、外観はシンプルに薄く大画面になり生活に無くてはならない存在になりました。が、機種変更をするまでの理由が見つからない方も多く見られます。皆さんにとって最高のスペックは必要ないみたいです。
時代はコスパの良さで選ばれ昨年から飛ぶ鳥を落とす勢いのSIMフリースマホでは、HUAWEI P10 Liteが3万円台で発表されました。3万円以下ですよ、もう一度書きますが3万円以下で購入できるそうですよ。本当にありがたい時代になりましたね。
モンストやパズドラの引き継ぎは簡単になり、国内のゲームで流行しているものはiPhone5Sでもサクサク動きます、それが3万円台のSIMフリースマホであってもiPhone6s相当のスペックが備わっておりますのでゲーム専用のスマホとして利用しているのであればSIMフリー機に乗り換える若者が増えてもおかしくはありません。
iPhoneが高いからという理由もありますが、よりワクワクさせるような魅力的な機能が実装されない限りはAndroidがシェア1位になっている現在、価格を安く設定するだけではシェアを奪還する事は難しいでしょう。
あと一年で良いので
話は戻りまして、修理屋視点から見て今回の5と5cのサポート打ち切りはあと1年伸ばした方が良かったのでは?と思っております。それはリペア品の需要が減るとかそういう理由ではなく、皆さまの用途が少し特殊なケースでiPhone5や5cを利用していると言う事です。
その一つにカーナビ等の車載用として利用されている方が多く、カーナビとして使わない方はBluetoothで音楽を再生しておられました。対応が打ち切られると指定のアプリのバージョンアップが行えないなどもあり、必然的に格安スマホのAndroidに流れてしまっている傾向がありました。
Appleの製品は意外にも持ちが良いことで長期に渡って利用されていることも知って頂きたい。ここで書いても何が変わるわけではありませんが需要があるのでもう一年お願いします!とお願いしたい所です。