iPadが売れない様子で打開策に○○○を投入
いまiPad使ってます?
最近ではiPadの売れ行きが頭打ちとなっている様子。使い勝手も良く携帯にも便利なiPadMiniも売れに売れて気づけばはや7年、しかしiPadの買い替えの需要は少なく、教育機関や企業に導入したiPadも浸透したものを入れ替えるのはそうそう無さそうです。
iPadは何故人気が低迷したのか?それはMicrosoftで販売されたSurfaceProにも影響があるとの事。タッチ操作だけではなく慣れ親しんだアプリケーションソフトがあの薄さで快適に利用が出来る事で、位置づけとしてMacBookとiPadの良いところをWindowsが占拠している状況です。
ようやくファイルを保存可能に
何とか打開をしたいと考えているAppleは、時期iOS11で「ファイル管理」という機能を搭載させるとの事です、今更感がありますがiPadユーザーにとっては嬉しい機能です。
今までは制作したデザインや文書はクラウドで管理をしておりましたが、制作データが本体に保存が可能になったという事で利用の幅が一気に広がります。これはビジネスマンや絵を描く方にとっては朗報とも呼べますね。
利用方法はシンプルでMacのDock機能と同じくアプリケーションのバーがiOS11で表示される事になりました。その機能を呼び出すには画面下からスワイプして呼び出し「ファイル管理」を開くだけとなっており、文書や画像を簡単に呼び出す事が出来るようになりました。
ファイル管理よりも課題はありそう
ここで課題が、日本語入力がiPadではどのくらい優秀なのかという事です。実際に利用している私としてはiPadでは予測変換がクラウドで行えない事で簡単な文字入力で行い「メモ帳」で同期してMacBookで英和や解釈が難しい漢字を修正して利用しております。
絵を描く方にとっては今回の「ファイル管理」に関しては恩恵がありますが、MacBookでは重く持ち運びやすいiPadでの文書の編集ではこの「日本語入力」がネックとなっており、今後の課題としてはこの箇所をせめてATOKの予測変換が実装しない限りは単体では使い物にならない事と考えます。
タッチ機能でWebの閲覧は当たり前の現代で、iPadが求められている事はMacBookにはないものを多数持ち合わせていることが必要とされております。今後のiOS11移行のアップデートでAppleはどれ程の機能を盛り込んでゆくのか、スペックだけではない新機能を期待したいと考えます。