ご自身で修理は危険?iPhoneから煙が
本日、お客様から「iPhoneのバッテリーを自分で交換してみたら煙が出てきたので診断してほしい」とのご依頼を頂きました。お車から慎重にトレイの上にお持ち込みされたiPhone、機種は7でした。
開梱されていた理由は
お持ち込まれてきた段階で開梱されており、まずは「煙」が出た原因を調べなければいけませんが、そもそもバッテリー交換をどの程度まで進行されてきたのかお聞きしてみました。
「Y型ネジを外すドライバーがなかったので、慌てて深夜のスーパーを駆け回りました」との事。
このお話をお聞きする限りでは開梱が行えていない段階で煙が出たのであれば、基盤からの発火が考えられます。そこで開梱をおこなってみるとフレキシブルケーブルが断線し、少しだけ溶けかかっておりました。この段階で液晶ディスプレイの交換が必要となります。ここで交換用のディスプレイで検品を行って見たところ、通電せず。ここで交換予定だったバッテリーを使ってみたものの、結果は同様。
診断結果は基盤損傷、理由は開梱時のフレキシブルケーブルの断線による基盤の発火による破損。このような事もあるのかと改めて勉強になりました。
安く買えますがリスクを知ること
ネットでは格安でバッテリーが販売されていますが、個人による修理では「お値段よりも経験値」が非常に大事だったりします。もしご自身が経験者であればもちろん、慎重にお時間をかけて修理を行えば出来るかもしれません。ですが9年もの修理を経験している私ですら毎回緊張するものですから、初めて交換される方は途中で手を止めてでも専門の修理店にご依頼する事をオススメします。
当店はリーズナブルな価格で交換修理をご提供しておりますので、無理をせずお気軽にご相談くださいませ。