iPhoneとAndroidはどちらが良いの?
これからスマホを購入する方の参考になればと思い、機種にもよりますが細かい仕様は抜きにして直感的に使ってみて、実際どのような感覚で使えると判断するのかをiPhoneとAndroidを常に所持をして検証してみました。
比較に使用したiPhoneとAndroid
今回検証を行った2台のスマホは以下の通り。
まずは定番のiPhoneは「iPhoneX」を使用しております。今となっては入手不可の初代Xシリーズで、反応速度も良いことから今でも愛用しているものです(当初の怪物級のスペックの様子はこちらに)。
次にAndroidは価格もレスポンスも良い「PocoPhoneF1」で、なんと新品で3万円台でCPUの「Snapdragon 845」モデル搭載の最強コスパのAndroid端末です(詳しい事はこちらに書いております)。
AppleのiPhoneシリーズは年々進化するA1○チップと(価格も)妥協しない基盤で安定性は保証されておりますが、安価でも一部のスペックだけを引き上げる事で形成されている中国製のAndroid端末は、どれだけiPhoneとの差を縮まるのかが気になっておりました。
ゲーム起動や文字入力のレスポンスの差は?
改めてここで整理したい所なのですが、2017年に販売されたiPhoneXと2018年に販売されたAndroid端末だという事を踏まえまして、体感速度を検証してみました。使用したアプリは「モンスターストライク」と「GoogleChrome」で、起動時間と検索を行う際のフリック入力の行いやすさを検証致しました。
まずモンスターストライクの起動の速さは「Xiaomi PocoPhoneF1」の圧勝でした、流石Snapdragon845搭載モデルだけあって”iPhoneXS”並のレスポンス速度です。
次にフリック入力は速度的に大差はありませんでしたが、Xiaomi製のAndroid端末の粗さが目立ち、iPhoneXシリーズの全画面操作の丸パクリ操作が仇となり下から上へのフリック時にアプリを終了してしまう誤動作が目立った事から、フリックの安定性としては「iPhoneX」が圧倒的に優勢でした。
フリックの安定性としては「iPhoneX」が圧倒的に優勢
ナビアプリに使うならAndroidが優秀
次に実用的に使ってみようと思い「Googleマップ」を使用してみましたが、結果からお伝えするとAndroid端末が優勢となりました。共にGoogleマップの使いやすさとしては変わりはありませんが、Googleが制作されたアプリはしっかりと連携が取れている事から、Googleカレンダーから登録された住所を選択するだけでGoogleマップを表示させる事が出来るなど、普段からビジネスとして利用しているものとしては、とっさに住所を使いたい時はiPhoneでは連携がもたつく傾向にありました。
周辺機器の接続はiPhoneが優秀
最後にBluetoothなどの周辺機器に関しては、何よりも機器との相性が肝心です。これらはロジックボード(基盤)に備わっているチップが良いものが途切れる事なく安定する事から、イヤホンマイク等に関しては圧倒的にiPhoneが途切れにくく接続によるエラーがありませんでした。
またアップルウオッチ等を使うことによって腕時計に通知される事でイヤホンマイクで着信を行えるなど利便性としては群を抜いておりますが、最近のAndroid端末でもウェラブルデバイスが安価で良質なものが続々と登場している事から、その差は間違いなく今年度で埋まってしまいそうです。
最終的にどっちが良いの?
この2台を使用して感じた事はタイトルにもある通りにはなりますが、iPhoneとAndroidは両方持つべきと感じました。それは双方が優秀な機能がある事から”私であればこう使う”という以下の使い方が定番となりそうです。
このような結果となりまして、運転中はカーナビアプリはGoogleマップを使ったAndroid端末で、通話はiPhoneのBluetoothイヤホンマイク等で行うことで、ナビ中に画面が切り替わることなく通話が行える事から、今後も2台持ちは定番となりそうです。
Android : Xiaomi PocoPhoneF1