iPhone7のバッテリーの減りが激しいのはまだ早い
ここ一ヶ月でiPhoneのバッテリーの交換は在庫切れの商品もあったりと、告知を行っていることでご依頼の数は減っておりますが、最近では不思議なことにお取り扱いの行っていないiPhone7とiPhone7 Plusのバッテリーの不調を訴えるご相談を頂いております。
これはちょっと不思議なもので、それは何かと言うと順番で言えば本年はiPhone6Sのバッテリー交換がピークのはずなのです。それが1機種乗り越えてiPhone7のバッテリーの不調が起きているという事は、これはかなり異例の事態となります。
私が考えるiPhone7のバッテリー不調の原因
まず、確認を行うべき事はiPhone7のバッテリーが本当に劣化しているのかという事なのですが、これはまずアプリで確認すべきかと思ってます。以下のバッテリーチェックアプリが最もわかりやすいのですが、ここで肝心な事を改めてお伝えしておきます。これらのバッテリーチェック系のアプリ全てはiOS12のiPhoneでは測定不可になっており、劣化具合の基準を図る方法が今の所はありません。
[appbox appstore id1130216129]劣化を経過具合で知る
そこで、お客様にはセルフチェックとして満充電の状態の朝からお昼までの経過具合で残量が50%を切る場合は交換時期とお伝えしております。また夕方に帰宅された場合については特に通話を行わなかった場合で30%程度であれば劣化はあるものの問題は無いと判断し、生活に支障をきたす程度の劣化が診られる場合は交換をオススメしている状況です。
また、「そもそも劣化の原因はなにか?」というご質問に関しては車のシガーソケット経由や、コンビニなどで手軽に購入が行える充電器で日頃から充電を行っている方に劣化の調光が早く、一番の原因は「充電しながら」の操作や利用を行っている事が一番の劣化の原因となりそうです。
話を戻しますと、iPhoneはバッテリー容量(残量ではない)が80%を切るとパフォーマンスが低下する仕様を設けていることで、その技術情報が公になっていなかった事で集団訴訟に繋がったケースも有り、アップルではバッテリー交換プログラムを3,200円で実施している事は既にご存知かと思います。
これらの3200円で行える機種は限定的なものですので、可能であればすぐにでもアップルに送付して交換して頂きたい所ですが、肝心のiPhoneが手元にないと非常にお困りである事は明白ですので、個人的にはiPhoneが動作しているうちは本年度中に最新機種に機種変更を行い、今回劣化と感じられるiPhone7のバッテリー交換をオフィシャルのアップルにて交換を行ってもらう事が最善かと思ってリます。
修理屋としては交換を行っていない訳ではなく、交換後の保証が受けられなくなるリスクをバッテリーというカテゴリだけで失うのはもったいないと思っており、まずはお客様にこのようなご説明をしてお願いをしているのが現状となります。
皆さんのiPhone7は問題ありませんか?
もしご友人や知人でお困りの方がいれば、お伝えして頂ければ幸いです。