iPhone14Proを購入してからワクワクしないまま2年が過ぎた。
最近、ほとんどiPhoneに触れなくなった。その理由はなんといってもiPhoneのマンネリ化があると思う。その中でもSamsung Galaxy Z Fold やFlipなどの折りたたみスマホが目立っていることで、Androidに俄然興味を持ち始めたのはある。
これを強引に納得させる心の判断材料が必要となってきており、折りたたみ式のAndroidにすれば生活に彩りを与えて貰えるのではないか?パカっと開いてYouTube動画を閲覧するのは楽しそうだと、くだらない考えからここ数日間、解説やレビュー動画を観ては悶々としています。
なにせ、今日に至るまで私が利用しているのはiPhoneだが、メール管理はGmail、スケジュール管理はGoogleカレンダー、車載に積んでいるのはディスプレイオーディオでナビはもちろんGoogleマップ。
そんな事で、Androidに鞍替えをするなら簡単、と思ったのですがかなりの弊害がある事に気づきます。それはiPhoneの進化は本体だけではなくApple Watchにあるという事で、それは唯一nanacoとWAONに対応しているウェラブルウォッチであるという事がiPhoneを切り離せない理由の一つでもあります。
国内版が高いので韓国版買おうかな・・・
あとは肝心なのはお値段で、私が一番興味を示しているSamsung Galaxy Z Fold6では価格が25万円、あまりにも高額なことに加えて修理が北海道にないという事(唯一あるのが原宿だとか)にあります。
そんな事から価格と機能面を考えても簡単にiPhoneからAndroidに鞍替え出来ない理由があるので、せめて安価なモデルを探してみると「韓国版」というSIMフリーモデルが安い、という情報がから店舗を探すと、256GBが17万円台、512GBで18万円台で購入できる様子。
単純計算でも8万円は安価に購入できるのですが、国内版と韓国版の大きな違いがあるのでまとめてみました。
Galaxy Z Fold 6での国内版、韓国版の比較
通信方式・対応バンド
- 国内版: 日本の各キャリアのプラチナバンドを含む主要な周波数帯にしっかりと対応
- 韓国版: 韓国の通信環境に最適化されているため、日本で使用する場合は、対応バンドを確認する必要あり。主要なバンドに対応している場合もあるが、繋がりにくい場所が出てくる可能性があり
問題は対応しているバンドだね
搭載機能・仕様
- FeliCa: 国内版のみ対応。韓国版とグローバル版はFeliCa非対応
- ワンセグ/フルセグ: 国内版でもGalaxy Z Flip6は非対応
- デュアルSIM: 韓国版やグローバル版の一部モデルでデュアルSIMに対応している場合がある。国内版は基本的にシングルSIM
- プリインストールアプリ: 国内版にはキャリア独自のアプリがプリインストールされていることがある。韓国版やグローバル版は、それぞれの地域のサービスやGoogleサービスが中心
- その他: ストレージ容量、RAM容量、カラーバリエーションなどは、バージョンによって異なる場合がある
FeliCa非対応なのが韓国版の一番のデメリットだね・・・
韓国版Galaxy Z Fold 6の対応バンドは?
調べて見ると残念ながら、Samsungは韓国版Galaxy Z Flip6の具体的な対応バンドを公式に公開していません。そこで、過去のGalaxyシリーズの傾向や、韓国の通信事情から推測することにしました。
推測される対応バンド
- 5G NR: n77, n78, n41 (可能性あり)
- 韓国ではn78バンドが主要な5G周波数帯として利用されている
- n77は、グローバルバンドとして多くの国で採用されているため、対応している可能性が高い
- n41は、韓国でサブ6GHz帯として利用されているため、対応している可能性あり
- LTE: B1, B3, B5, B7, B8, B18, B26, B28
- これらのバンドは、韓国の主要なLTEバンド
ここで、私が利用しているdocomo(みおふぉん)回線とau(povo)回線のバンドは利用可能かを比較してみると
まず、docomoとpovoの主要バンドは以下の通りです。
docomo
- 5G: n78, n79, n41, n28
- 4G LTE: Band 1, 3, 19, 21, 28, 42
povo
- 5G: n77, n78, n79, n41, n28
- 4G LTE: Band 1, 3, 18, 19, 21, 26, 28, 41, 42
次に、韓国版Galaxy Z Flip6の推測される対応バンドと照らし合わせてみます。
docomo(みおふぉん)とau(povo)のバンドの照らし合わせ
韓国版 Galaxy Z Flip6 (推測)
- 5G NR: n77, n78, n41
- LTE: B1, B3, B5, B7, B8, B18, B26, B28
docomoの場合
- 5G: 主要バンドであるn78, n41に対応している可能性が高いく、n79には対応していない可能性あり
- 4G LTE: 主要バンドであるBand 1, 3, 19, 28に対応している可能性が高く、Band 21, 42には対応していない可能性あり
povoの場合
- 5G: 主要バンドであるn77, n78, n41, n28に対応している可能性が高い
- 4G LTE: 主要バンドであるBand 1, 3, 18, 19, 26, 28, 41に対応している可能性が高く、Band 21には対応していない可能性があり
韓国版 対応バンドについての結論
韓国版Galaxy Z Flip6は、docomoとpovoの主要なバンドに対応している可能性が高く、基本的な通信は可能と考えらる。しかし、一部バンドに対応していない可能性があり、特に地方や屋内などでは通信が不安定になる可能性も考えられます。
特に、プラチナバンドと呼ばれる、繋がりやすい周波数帯(Band 18/26/28)に対応しているかどうかが重要なので大きな問題はなさそう?
この記事を検索で辿り着いた方も同じ意見だと思うのですが、韓国版のメリットは安いだけですので、FeliCa(ICのSuicaやnanacoやWAON)を使いたい方は購入をオススメしません。
また落として画面に日々が入ってしまった場合においても対応してくれる店舗もありませんので、直接Samsungに問い合わせて対応してもらう他ありませんので、あくまでも自己責任で購入をお勧めします。
個人的にも購入するなら韓国版で十分ですので、8万円も安いならこちらを検討してみたいと思いますが、ご検討中の方は以下の記事をお読みになってから購入を決めて下さい。
安さにはそれなりのワケがあるからねー