皆様は携帯電話(ガラケー)やスマホでゲームをした事がありますか?私は毎日なにかのゲームを嗜(たしな)んでおりますが、毎日がソーシャルゲームのお陰でとても潤った生活を送っております。
オフライン(PS4やニンテンドースイッチ)のゲームやも楽しいものの、パソコンのMMORPGのFF14ようなゲームも月額課金で提供はされつつも、はやり現在ではスマホゲームが覇権を獲っているのは間違いありませんよね。
私は怪盗ロワイヤルの課金者でした
そんな中でもソーシャルゲームの先駆けとなったガラケーのゲームで【怪盗ロワイヤル】というゲームはその先駆けと言っても過言ではないと思われますが、これが非常に中毒性が高く面白かった記憶があります。
因みに、それまでは携帯電話のゲームというものはドコモも【iアプリ】というものがあり、当初はデータサイズが僅か10KBの容量(1MBの100分の1の容量)で動作していた事から、作り手のセンスが問われる時代があったのです。そこで携帯電話はアプリの提供よりもWebによるインターネット回線を通じてホームページの中でゲームを行うという【モバゲー】というコンテンツで一世を風靡したゲームが怪盗ロワイヤルでした。
ゲームの内容は単純で、7つのお宝を他のユーザーから奪うかミッションで入手すれば完了なのですが、それがこちらのお宝も奪われるので、7つのお宝を揃えるのは高度な情報戦を行うか課金を行う事で防御が出来る事から、当初のガラケーユーザーは湯水の如く課金を行っていたのではないでしょうか。
64万円程度の課金は安かった?
そんな私も怪盗ロワイヤルで課金を行っていた一人ですが、月額で6万円〜10万円、気が付けば給与の半分以上を課金に費やしていた時代がありました。そして積もり積もって64万円の課金額に到達した段階でゲームを去る事を決めました。
課金をしていた私の心境としては、社会人であった事から収入がある事からお金をかける事で時間をお金で買うという行動となり「他に趣味が無いから」とか「ギャンブルに比べれば残るものだし」と考えておりました。
これは課金をされている方にとっては同じ気持ちでソーシャルゲームを楽しまれている方も多いとは思いますが、この課金をする動機には正解や不正解はありません。
因みにこのソーシャルゲームの課金システムは日本特有色があり、「コンプガチャ」などが横暴された時期はあったもののキャラクターを揃えたり育成に湯水の如く課金を行うのは現在でも健在です。一方で海外もとい、世界で課金されているのが【ポケモンGO】のような取得に必要なアイテムや他の人に貢献する為の課金が主流となっている事で、文化の違いがここにあるように感じます。
現代のソーシャルゲームはその課金要素はしっかりと受け継がれているものの、星の数ほどあるゲームでは課金だけでは人気が継続出来ないと踏まえて、時間をかけてコツコツと行うゲームだけが生き残る時代となっているようです。
コロナ禍で市場が冷え切っている現在でもソーシャルゲームの課金は健在。車のCMでは「背伸びをしない価格の自分らしい車を選ぶ」などのキャッチコピーが選ばれるような世の中で、私たちの生活スタイルはスマートフォンに予算をシフトしている方が多い事から、これからは目の見えないデータに投資をする事がささやかな幸福になると考えると、寂しいと思われるかもしれませんが、適度な課金ならば割と健全でステイホームとしても安全な趣味かもしれませんね。