落ち着きを取り戻した苫小牧
10日が経過しても余震こそありますが、苫小牧市内の方は食料以外はなんとかなっている様子。ただし今でも乳製品の不足や観光被害が292億円と経済的にも影響を及ぼした今回の北海道厚真町が震源の震災は36人の方が犠牲となりました。これまでの出来事はあまりにも突然で「本当に凄かった」と言う方もいれば「そんなに揺れは無かった」と言う方もおられる事から、改めて苫小牧市が横に広い街だと実感させられました。
一同が言う「LINEが重宝した」
修理に当店ご来店いただきましたお客様に当日の震災の事をお聞きすると一同が「とにかくLINEに助けられた」という。これはどういう事なのか、LINEというのは常に毎日使っているのに、改めて「LINEが使えた」とうのはどういう事かお聞きしてみました。
お聞きしたのは親子2名と役所の方。それぞれLINEの使い方は異なる様子で、親子は「今〇〇にいるよ、あと〇〇にまだ食料が売っているみたい」など、家族内で食料の確保を行っていたり電話では伝わりきれない情報をタスク化して情報伝達を行っていたそうです。そのお陰で少ないやり取りでも物資が確保できたり、安否を確認できる事ができたという事らしいです。
役所の方は「グループLINEが重宝した」との事。当初での市役所では充電が行える処置や様々な情報を啓蒙していた事で慌ただしさは想像を絶するものがあったとの事でした。もちろん役所の方々も被災者なので情報が手に入る内容も皆さんを変わらない情報網だったとの事で、情報を得た時にはグループLINEで伝達を行っていたそうです。
安否の確認だけではなく、連携の取る事が出来るSNSでは身内など身近な間柄は「LINE」で、遠い友人や知人などは「Facebook」などで連絡を行い、他人などには「インスタグラム」で啓蒙を行っていた方がいるそうで、SNSも普通に使い分けを行って連絡を取り合える程までに浸透したのだと実感しました。
ラジオだけの情報に頼らないこと
今回の聞き取りで、ラジオだけでの情報に頼ってしまうと、ラジオを聴いた方すべてがその避難場所や給水スポットや充電スポットに集まった傾向にありました。ですが実際には多数の避難所や給水スポットや充電スポットがありました。私もその一人で、市役所での充電は混在が予想されておりましたのでFacebookで友人に教えて頂いた道の駅で大正解でした。現代ではスマホが必須の世の中になったと実感させられる出来事であり、また飲食店でも震災日翌日にツイートしておられた事にも感謝しております。
おはようございます。
今日、少しでもお腹を満たして頂きたいのでメニューを限定し、ちょっとだけ営業します。かつ丼、もりそば、かけそば
これくらいしかできませんが、
あったかいもの食べてください。当分、出前は中止します。
ガソリン欲しい。
— 小がね沼ノ端店@FBページできたよ (@kogane_numa) September 6, 2018
物資も不足している状況でこのようなツイートには心が打たれます。このような情報も皆様が拡散されているお陰で、温かいごはんを頂くことが出来るわけですから情報の共有としては今までスマホを懸念していた方も必要だと実感したかもしれませんよね。現代ではパソコン教室ならぬスマホ教室も増えてきましたが、年金生活の方々にとってはお財布の紐は出来るだけ締めておきたい所ですので、このような場合はお時間があれば1000円前後で学ぶ方法があり、それは「NHKの教材」です、すでに知っている方もいるかも知れませんが数ヶ月に一度に必ず以下のような教材が放送日に合わせて販売されます。それを本屋さんで購入して番組を見るだけでもある程度は予習は行えるはずです。
ただこれでは「実際に近くで一緒に指導してくれないとちょっと不安」という事であればご提案もう一つ。もし契約しているスマホがdocomoであれば「ドコモスマホ教室」というものがある事をご存知でしょうか、これは無償で学ぶことができます、開催店舗に関しては苫小牧市内のドコモショップすべて営業しているとの事なので、こちらの情報を参考に足を向けては如何でしょうか。
また、震災当日から電気の復旧までの様子もまとめておりますので宜しければお読み下さい。