
正直なところ、最近「プラモデルを作る時間がないなぁ」としみじみ思うんです。いや、正確に言えば作ってはいるんです。でも、なんだかテンポが遅い。次から次へと新しいキットが発売されて、「嬉しいけど追いつけない」という贅沢な悩みを抱えてしまっています。
気がつけば机の上も、棚の上も、そして床の一角までもプラモデルに囲まれる毎日。「積みプラ」という言葉が身に染みる今日この頃です。
ガンダムだけじゃない、30MSFの世界
ガンダムだけでも追いつかないのに、最近は「30ミニッツファンタジー(30MSF)」というシリーズにすっかり心を奪われています。本来は可愛らしい女の子をベースにしたオリジナルシリーズなのですが、最近はファンタジー要素が加わっていて――剣を持ったナイトや弓を構えたアーチャーなんかが登場しているんです。

正直、ああいう「中二病をくすぐるデザイン」ってズルいですよね。気がつけば、もう15種類近く買っていました。完全に“刺さって”しまったんです。
気がつけば20万円以上の投資
プラモデルを作るのに欠かせないのは塗料や工具。これがまた、積もり積もればなかなかの金額になります。ざっと計算してみると……多分20万円以上は使ってますね。
もちろん、プロのモデラーさんからすれば「それくらい普通だよ」と笑われるレベルかもしれません。でも私にとっては結構な“散財”。ちょっと反省しつつも、後悔はしていないのがまた困ったところです。
プラモデルはライフワーク
今ではプラモデルは単なる趣味というより、ライフワークに近い存在です。お客様がご来店されたときにも、店頭に飾ってある作品を眺めてくださる方が多いんですよね。ただ、そのせいで置き場所に困るのも事実。
「これは展示じゃなくて、ただの置き場不足なんですよ」なんて、苦笑いしながら答えることもしばしばです。
「なぜ作るのか?」と聞かれて
お客様から「なんでそんなにプラモデルを作るんですか?」と聞かれることがあります。答えはシンプルで、休みの日でも“手を動かしていたい”からです。
以前、大型連休明けに修理作業をしたとき、手が思うように動かなくなっていたことがありました。その時に「日常的に手を使う趣味を持っておかないとダメだな」と痛感して、プラモデルを始めたんです。結果、すっかりハマり込んでしまいましたが……やりすぎた感は否めません(笑)。
知識がなくても楽しめる世界
私自身、実はガンダムのアニメを全部観ているわけでもなければ、人気キャラクターに詳しいわけでもありません。それでも「箱のデザインがカッコいいから買ってみよう!」なんて、いわゆる“ジャケ買い”感覚で手に取ることもあります。
だからこそ、これからも知識や設定にとらわれず、素直に「作って楽しい」と思えるプラモデルを紹介していければいいなと考えています。そう、私のプラモデルライフはまだまだ続くのです。
こうして書いているうちに、また新しいプラモデルが欲しくなってきました。「作る時間がない」と言いながら、次のキットをポチッとしてしまう――そんな矛盾を抱えながらも、今日もまたプラモデルと向き合っていこうと思います。
そして、リアルの様子をお見せしますね、はいどーん。
















