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Ryzenが最近売れなくなっているらしい【シェアはインテルの半分以下】

Ryzen

AMDさん・・・今期はRyzen売れてないんですか・・・という嘆かわしいニュースがあり、日本国内での2022年1月以降の販売シェアがインテルの半分だったそうです。

AMDは2020年6月と12月に大きく売上を伸ばし、一時Intelを大幅に上回った。しかし2020年12月のピークを最後に売上を落とし、2019年1月の全CPUの販売実績を1とした指数で、直近の2022年1月はIntelが0.74だったのに対し、AMDは0.25だった

ヤフーニュースより「日本国内でAMD CPUの販売シェアが急速に低下、Intelの半分以下に」から引用

これは今日に始まった事ではなく、コロナ禍の影響で数年前からAMDが苦戦を強いられている理由は製造過程が委託で行っている事にも影響しているのはその筋の方であればご存じかと思うのですが、全てを一貫してAMDで製造しているのであれば現在でも売上を落とす事は無かったのでは無いかと考えれば、逆にそうではない事もあります。

インテルの販売戦略は数十年とトップに君臨している事から、エイペックスやフォートナイトなどのFPS系の人気で、BTOパソコンがもの凄い勢いで売れているという事。そこに刺さる商品としてCore i5などをインテルが安価に投下した事で、今回のニュースになるような販売の差が一人勝ちしたような風景に見えます。

それでもRyzenが何故注目されるのか

私はどちらの流派でもありませんが、強いて言うのであればAMDのRyzenシリーズはコストパフォーマンスに非常に優れている商品ではありますが、BTOパソコンとの組み合わせはメモリとの相性がシビアな事から、比較的玄人向けになっているのは作り手側としては見えてしまいます。

ですがそれを凌駕する程までに人気を博したのはAMDはRyzenでインテルに追いついた、という事です。もちろん現状でのインテルの最高峰のCPUには叶いませんが、Ryzenはここ数年の成長は凄まじい進化が見られました。

Ryzen BTOパソコン

若者との価値観の違い

余談ですが、冒頭の記事のヤフーニュースのコメント欄には「メールやネットをする程度であれば7年前の中古モデルでも困る事は無い」と書かれており、これらはおおよそ40代以上の意見であって現在のパソコンの需要を考えれば、これから新品でBTOパソコンを購入しようと思っている一部の若者は間違い無くゲーミング仕様だけを求めています

偏ったコメントに大量の「いいね」が押されているのは違和感を感じますが、押す側も書く側も共にニュースサイトでの高齢化が進んでいるな、と思うのです。

20年前に30万前後で販売されていたパソコンはインターネットとCD-Rに書き込む事くらいしかやる事がありませんでしたが、現代では30万円前後の予算でパソコンを組めばPS4では味わえない最新のゲームを楽しむ事が出来ます。

今の若者は「お金が無い」と言われておりますが、昔のような車や洋服や飲みにお金を使わない。それを外見だけで裕福ではないと言い切る人がいますが、唯一好きなゲームだけにお金をかける方に違和感を感じるのは、価値観の違いだと思います

今回の販売台数はAMDがインテルの半分、という記事だけにフォーカスをすると「やっぱりインテルだよね」という声が挙がりやすくはなりますが、PS5に搭載されているCPUはAMDのRyzenである事も事実。

製造コストを差し引いての利益に関してはAMDが上との事ですので、半導体不足が数年後に解消された時が本当の勝敗が見えてくると思います。

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