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20年前のニート時代の話をしよう、俺のガンプラ制作紀【前編】

前編これが20年前の塗装環境 俺のガンプラ制作紀

先日デジカメ(ガラケー)写真の整理をしていましたら2005年に撮影したと思われるガンプラの制作と塗装の様子が見つかり、はぁ・・・これは懐かしい、そしてなんというザマだ・・・と思いましたので、当初の様子を交えながら私の昔話でも書こうかな?と思ったのが今回のテーマ。

金がないのにプラモを作ってたよ、というニート時代

2005年の塗装ブース
2005/02/16 21:30 撮影

今から約20年前に私は札幌の豊平区で一人暮らしをしておりました。でもニートだったんですよ。「えっ!?」と思いませんか?矛盾しているんですよ、働いていないのに一人暮らしで賃貸アパートを借りて就職活動をしておりました。

貯金はそこそこあり、無職になる1年前に東京でフリーランス契約で某プリンタ会社でコツコツと稼いでいたお金を元手に、好きな仕事を求めて札幌に住み就職活動をしておりました。当初は25歳、まだまだ働き盛りだったのですが、情けない事に東京で緊張の糸が切れまして帰省し無職の道を歩む事になったのが理由です。

ニート覚醒は面接官の一言で

最初は真面目に就職活動を行っていたのですが、札幌市内の某企業の面接官の方に「勤務地が東京ならいくらでも紹介できるよ?あ、戻ってきたんだよね?あっはっは!!」と、非常にありがたくも寒いお言葉を頂戴したのですが、東京から戻ってきたばかりの私にとってはショックでもあり、また他にもこれは面接と言えるのか?という、ホテルのロビーで僅か30秒ほどの会話で終了という面接もありました。

つまりは私は故郷となる北海道でも求められない存在だったのか、というショックから朝に目が覚めてソファーに座って食事を摂ろうと思ったら夕方になっていたという、今考えれば少しだけ頭がポカーンとなりかけていた時に、「あ、そうだ、就職活動を止めよう」と思ったのです。

今考えればクズのような考えだったのですが、何のために北海道に戻ってきたのかを思い直してみると「好きな事をしたいから北海道に戻ってきたんだよな」と思い、その日からニート生活を始めようと思ったのです。

翌日、最初に始めたのが平日の昼間にダラダラとプラモデルショップ巡り。就職活動をしている時は昼間はスーツを着た時のみ外出、と決めていたのですが普段着で街中を歩いたのは久しぶりでした。すべてはこのMGパーフェクトガンダムが欲しかったという「不純な理由でも気持ちが軽くなれば、もうなんでも良いや」と手に入れたMSモビルスーツなんとも格好いい。

私が小学生の時にコミックボンボンで連載していた「プラモ狂四郎」というマンガの中で登場するMSなのですが、コミックの作中に作り方が紹介されているなど、幼少期に作りたかった念願のキットだったのです。

ガンプラ パーフェクトガンダム

罪悪感満載のプラモ制作

帰宅後も、なんだか悪いことをしているような気分・・・世間では皆が働いているのに、私はプラモデルの制作を真っ昼間から行うなんて・・・・もう・・・最高だと思いましたね。

なにせパーフェクトガンダムを手に入れたのですから。

とは言え、当初はプラモデルは高校生に作ったっきりで手元にはニッパーも何もありません。模型屋で必要最低限の工具と、100円ショップで竹串やクランプやメイクブラシなどを買い、代用できるものを探すという行為が、なんとも人間らしい生活を送っているのだと高揚感さえ感じたひととき。

ガンプラの制作の様子
当初(2005年)の制作の様子

因みに、私が小学生の時代は新聞紙の上にプラモデルを並べて、接着剤を使って作っていたのですが、2005年の段階で接着剤は不要な時代となっており、その名残から床に段ボールを敷いてパチ組みをしていたのは良い思い出。

ワイドショーでは冬ソナブーム真っ只中

パチ、パチ・・パチン、ニッパーでランナーからパーツを切り離しながら、テレビで昼のワイドショーを音で聴きながらの作業。世間は冬のソナタのヨン様ブームらしく、韓国ドラマに興味の無かった私ですらも俳優のペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、パク・ヨンハという名前を覚えてしまう程に世間が加熱している様子。へぇ、そんなに面白いんだね、と思いながらのプラモデル作業は、無心になり没入感が凄かった記憶があります。

あぁ・・・楽しいなぁ。

その日から、プラモデルは私にとっては癒やしになり、心の治療となったのです。大げさに思えるかも知れませんが、必ずしも人に相談をして解決出来る事が全てではないと思うのです。黙々と少ない時間でも毎日行う事、ちょっした事の達成感を積み重ねるプラモデルは本当にお世話になっております。

と、ここで問題が。

塗装ブースがない・・・という所で次回に続きます。

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