とある週末、ご予約が一件だけだったという珍しい状況となった事で、出社時から「ガンプラ仕上げるかな?」とゴミクズのような思考となり、1年前にパチ組みしたMGSD フリーダムガンダムを完成させる時期かな?と思いまして取りかかりました。
最初に余談を書かせていただきますが、パソコンの修理のストックも消化した事で気持ちが軽くなったというのもあるのです。昔に比べたら格段に設定も楽になっているのですが、BTOの制作は時間がかかりますが、新品のノートパソコンであれば初期設定は10分程度で終わりますので、昔家電量販店のサポート時代では13000円ほど頂いていた作業工賃は、開業後は当店でパソコンを購入していただいたお客様には「無償」で設定しております。
と、肝心な事をお伝えしておりませんでしたが、パソコン修理屋は最近は「販売」も行っているんです。中古も良いのですが、新品のパソコンを躊躇してしまう理由が、本体価格に設定費用という負担を考えてしまうと、お客様は新品を購入する事に身構えてしまうんですよね。
現代では、メーカー直販のパソコンを買えるメリットがありますので、その中でも旬なモデルを選ぶセンスが問われます。私の場合は、人気の機種を選ぶ事はせずに、スペックが価格以上のものでキーボードの押しやすさが個人的には選別の優位に挙がります。
そうなると、悲しい事に国産のパソコンはほとんど選ばれません、海外製が粗悪だと言われる時代はiPhoneなどのスマートフォンが一番分かりやすい例とはなりますが、最近では国産よりも優れているデバイスは海外製が多いのです。
と、あまりにも余談を書きすぎましたので本題に戻りますと、この選別から発注、そして到着次第に設定までを行うまでが最近の私のメインとなるお仕事となるのですが、そんな時期も一瞬ですが空きが出るんですよ。それが今となっているようで、こんな空き時間はプラモを作る事にしております。
では、何故プラモデルを仕事場で作るか?と言いますと無心になれるからなんですよ、個人経営なので職場は遊び場と化す事も重要だと思っています。例えば漫画家さんは沢山のフィギュアを飾ったりしている人が多いのですが、これはデッサンの参考にもしているんだとか。
一方でパソコン修理とプラモデルとは一見関連性のないものだと感じられますが、手先を使う意味では割と似ている所があって、パソコンでネットを眺めている時間があるのであれば手を動かしている事が落ち着くんですよね。
なんか強引な解釈と捉えていない?と思われるかもしれませんが、私はお昼の休憩などの時間を取ったことがありません、独りなので。そんな時間があれば仕事をしながら手が空いた時間に食事をしながら修理をしておりますが、これはサラリーマン時代では考えられなかった事でしょう。
一方でプラモデルは「ながら作業」が出来ない趣味となりますので、無心でプラモデルに向き合う事になります、その作業が没入感を生み、手先を動かしながら好きな音楽を聴き、指が止まらない動作がたまらなく安心するのです。
職業病かもしれませんが、手を動かす事を辞める事をしたくはないのです。と、いいつつも結局はガンプラが大好きでなんでしょう。じゃないとやらないですよねー、こんな環境を変えてまで行う事はしませんもの。