やっちまいましたね政府さん・・・
政府がとうとう法改正を打ち出しました。ドコモ、au、ソフトバンク(以後は「3キャリア」)に、通信料金の値下げを促す方針と料金プランがほぼ確定したことになります。これってどういう流れになるかと言えば、消費者にとってはお得になるかと言えばお得になるのですが、意外にもお得感は感じないかもしれません。「そう、iPhoneならね」というフレーズがぴったりの時代になりそうです。
端末値引きは廃止へ
いわゆる”セット割引”というものですが、これが廃止の方向になり、契約者は今後は端末料金の値引きが受けられない事態になるという事になりそうです。
具体的には通信料金を2〜4割を値引くと言われておりますが、これってうまい表現だと思うのですよね。「通信料金」であって「通話料金」は含まれて居ないのがお分かりでしょうか。つまり端末割での値引きを廃止する事で通信料金を安くしているだけですので、実際の料金プランに端末料金を加えたらそんなに大きくは安くならないような気がするのです。
ですが、これはあくまでも”端末を自身で所持していれば”お得になる方針とはなりますので、今後はiPhoneは劣勢になるのではないかと予想が出来ます。
iPhoneは最大18万に対し、同等スペックのAndroid製品は?
この法改正によって、アップル信者であれば「仕方ないね」となるかもしれませんが、スマートフォンが使えれば良いという方にとっては”iPhoneは単なる重荷”になるだけとなってきました。
iPhoneXS MAXが一番高額で18万円前後に対して、Androidでは同等のスペックが春モデルで続々と登場しております。例えば先日記事にしました”Xiaomi Mi9″というスマホはフラグシップモデルでiPhone XSとほぼ同一スペックとなります。しかもお値段が8万円前後、この差は大きいですよね。
サイズもほぼ同じで、iPhoneと同様にサクサク動くのであればAndroidを迷わず選択してしまう時代がもうすぐそこまで来てしまっている現状で、iPhoneに勝算はあるのでしょうか。
iPhoneを選ぶ理由はコストではない
私はiPhoneとAndroidを両方所持しておりますが、この両者を比較すると入力の安定感が異なります。これは色々な機種を触ってきたのですが、タッチの感度や心地よいレスポンスは未だにiPhoneが優勢です、あとはMacとの連携が取れていることでスケジュール管理や写真の転送に関してはほぼシームレスです。
使う用途をアップルという製品に囲まれている方にとってはiPhoneがたとえ高額であっても選択する必要があると言うことで、逆にiPhoneしか出来ないことって何でしょうか。便利な機能?簡単に使える工夫?、極論ですが些細な事だけが支えになっているのです。
個人的な願望としてはスペックを追い求めるiPhoneはもう廃止にして”iPhone SE”と同一サイズのスマホを6万円台で販売すべきと考えます。ゲームをやりたければハイスペックモデルを買えばいい、大きいサイズのiPhoneは必要がないと思うのですよね、
この意見は意外にも、修理のご来店される男性のお客様からのご要望も多いことから、iPhoneSEで小型化がコケたと勘違いしているアップルは早く気がついて欲しいと思います。
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