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ASUSはZenFoneの売れ行きが伸び悩み、市場ではタブレットの売れ行きも減少

ASUSのZenFoneが売れない

ASUSはZenFoneの売れ行きが伸び悩み、市場ではタブレットの売れ行きも減少

2月10日の日経新聞にて「華碩電脳、19%減益 前期、中国勢と競争激化」との記事にて、「競争激化に加え部品価格の高騰が痛かった」との事でZenFoneの売れ行きが良くなかった様子、これはASUSだけではなく市場でメモリ等の半導体の高騰で全体的に値上がりはしていた事は消費者の私達にとっても肌で感じ取れる時期でしたが、ZenFoneを含めて利益が僅か8%の減少で留まったと言うのは流石ASUSといった所でしょうか。

部品高騰でもブランドに魅力があれば

この2年間はHuaweiの目まぐるしい躍進があった事からSIMフリースマホの売れ行きにも流れが変わってきております。当初ではZenFoneの独壇場であったSIMフリー市場では「安くて速い」コスパモデルに付加価値を付けた指紋認証や高画質で撮影が行えるレンズを搭載するなど、日本国内でも3万円のエントリーモデルが飛ぶように売れている中でASUSのZenFoneは一歩出遅れた感があったように思えます。

今年からは8万円台のハイエンドモデルが売れる見込みであり、高額のiPhoneXに対抗すべく各企業から有機ELディスプレイを搭載したモデルがどんどん発売される事は間違い無さそうでしょう。また消費者側としてもスマホが世に浸透して10年目となる時期となりますので「機種変疲れ」の状況かという事も考えられ、ブランド思考のハイエンドモデル程度ではないと魅力に感じられない時期かもしれませんね。

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2018年2月10日の段階ではHuaweiのP10 Liteが常に1位を独走しており、昨年末に出たZenFone4MAXがバッテリーのもちの良さと低価格で順位を伸ばしている様子。

タブレット市場でも売上が減少

一方タブレット市場でも「1.6億台 タブレット市場、縮小続く」との事で一見すごい数字に見えるが、2014年では2.2億台だった事から緩やかに売れ行きが減少している背景には大画面化したスマートフォンが影響を及ぼしている様子。元々は4インチの時代にiPadを投入したことで成功を収めたタブレットでは、今となっては教育やビジネスに利用するか個人では2台目のタブレットを模索している方にしか焦点が合わない状況です。

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AppleのiPadがA9チップと今となっては低いスペックだが価格が抑えられていることからトップに。またHuaweiの10インチタブレットはワンセグチューナーと防水を無ね備えている事から売上を伸ばしている様子。

また最強のコスパモデルとしてAmazonの「Fire HD 8」モデル等が1万円代で購入が行える事から、タブレットは価格重視の市場となっており以前に書いた記事で「タブレット端末はいくつあっても困らない、年末限定でFireHDが2台で6,960円だった件」という時期によっては価格で購入が行える事で、「一家に一台」から「各部屋に一台」に成りつつあるタブレットは持ち歩くスマホと線引してテレビのリモコンの様に所定の場所に放置して愛用する事が出来る程、安価になっている事から消費者にとっては「多数設置するのでこの程度で十分」と思わせる戦略が今後は求められるのかもしれませんね。

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