ギガバイト製のマザーボードを組み込みに扱っていない当店ですが、啓蒙しておこうかと思います。公式ページでIntel700/600・AMD500/400シリーズの一部に「潜在的なリスクがある」事を想定し、最新のBIOSのアップデートを既に提供を始めたとの事で、逆手に考えれば脆弱性が見つかった事を認める文面が公開されてります。
では具体的にどのような不具合なのか?
このギガバイト製マザーボードの不具合を放置していると、Windowsでの実行可能ファイルを悪い人たちが利用できるようになるらしく、これがサーバーなどで使用されている場合には個人情報を取得したり、一部の通信を可能にしたりするようです。これらを可能にするのはロジャックというマルウェアが代表的だそうで、「ロシアのスパイ活動に使われる」と米国の調査機関が報じております。
公式では今後も修正を行うと共に、Intel 500/400 および AMD 600 シリーズ チップセットも順次アップデートを行うとの事ですので、機能の修正だけではなく脆弱性の修正としてBIOSのアップデートが必須となったギガバイト製マザーボード。
販売を差し止めする必要はないものの、販売担当者はお客様に十分な説明を行う義務が当面必要となりそうです。
えらいこっちゃ~