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【危険】広告ブロッカーを装うアドウェアが増加中!見分け方と対処法

【危険】広告ブロッカーを装うアドウェアが増加中!見分け方と対処法

広告ブロッカーを装うアドウェアにご用心!増加する巧妙な手口と対策

インターネットの普及に伴い、Webサイトで表示される広告にうんざりしている方も多いのではないでしょうか。 そんな悩みを解決してくれるのが「広告ブロッカー」ですが、最近では “広告ブロッカー”を謳いながら、実際にはアドウェアである 悪質なソフトウェアが増加しています。

広告ブロッカーを装うアドウェアとは?

アドウェアとは、広告を表示することで収益を得るソフトウェアのこと。 多くのアドウェアは、ユーザーの閲覧履歴などを収集し、興味関心に基づいた広告を表示します。

一見便利な機能に思えますが、悪質なアドウェアは 個人情報を不正に収集したり、他のマルウェアをインストールしたりする 危険性も孕んでいます。

最近のアドウェアは、あたかも 広告をブロックしてくれるかのように見せかけてユーザーを騙し、インストールを促す ケースが増えています。

例えば、

  • 「このサイトには多くの広告が含まれています。広告をブロックしますか?」
  • 「広告ブロック機能を有効にするには、このソフトウェアをインストールしてください」

といったメッセージを表示し、ユーザーにダウンロードを促します。

なぜこのようなアドウェアが増えているのか?

  • 広告ブロッカーの需要増加: 広告ブロッカーの利用者が増えるにつれ、それを悪用しようとする者が増加しています。
  • 検知の難しさ: アドウェアは、マルウェアと比べて検知が難しい場合があり、セキュリティソフトをすり抜けてしまうこともあります。
  • 収益化の容易さ: 広告を表示するだけで収益を得られるため、攻撃者にとって魅力的な手法となっています。

偽広告ブロッカーの見分け方

次のポイントに注意することで、偽広告ブロッカーを回避できます:

  1. 公式ウェブサイトからダウンロードする:公式のブラウザ拡張機能ストアや信頼できるウェブサイトからのみダウンロードすることが重要です。
  2. レビューを確認する:ダウンロード前に、他のユーザーのレビューや評価を必ず確認しましょう。特に低評価や警告のレビューがあれば注意が必要です。
  3. 過剰な権限要求に注意:広告ブロッカーとしては不必要な権限(例えば、ブラウジング履歴の読み取りやデバイスの制御)を要求する場合、それは危険なソフトウェアである可能性があります。

この記事を書いた理由

先日、お客様から「『広告ブロックを有効にしますか?』という表示が何度も出てきて不安だ」というご相談を受けました。

ご自身でインストールした覚えがないとのことでしたので、これはアドウェアの可能性が高いと判断しました。こうしたアドウェアは、通常の方法ではアンインストールできないことが多く、解決が難しい場合があります。

そこで、比較的簡単に削除できるツールとして「Adwcleaner」をご紹介します。

公式ページもありますが、サイトが英語なのでベクター経由を推奨します

ただし、Adwcleanerを実行しても、完全に安全とは限りません。不安な場合は、お近くのPC修理業者や家電量販店に相談することをおすすめします。

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