情報を見られたくない方、見なければいけない方
ここ最近では、お亡くなりになられた方のパソコンのパスワードが解析ができないことから、そのパソコンの中身に何が入っていたのかを調査するご依頼が格段に増えて来ております。意味を返せば最近のお亡くなりになられた方はデジタル遺品になる事を想定した使い方になっている傾向にあります。
その証拠に、最近ではパソコンのログインパスワードだけではなく暗号化されたファイルまで存在します。こればかりは民間の修理店では不可能でして、復号化させるにはパスワードか鍵ファイルが必要になるのです。ですが、元々の削除されたデータをサルベージすれば簡単に抽出できるので、技術的というよりはデータ復元をかけて復帰させる方法が主流になりつつあります。
一番困難なのはWebブラウザで表計算やワープロのような完全にクラウドでの環境で保管されている場合については不可能に近いのですが、このクラウド環境のデータを探し出す方法としてはまずは「メールアドレスを知り使いまわしているパスワードを何らかの方法で抜き出す事」が肝になります。
ですので、今後デジタル遺品として意識をされている方は以下の内容を徹底すれば、解析は困難になると考えます。
・ブラウザのキャッシュやクッキーを常に削除
・ダウンロードはできるだけ避ける、行っても常に消す
・暗号化したファイルは復号化はしてはいけない
・Windows搭載パソコンは使わない
・可能であればChromebookを使う
安価になり、一人一台となったパソコンは自宅のパーソナルスペースでしようするものですから、パスワードによる施錠をするくらいならば見られても問題のない使い方をこことがけてみる事が大事だと思いますので、もし「わたしの情報、誰にも見られたくないな・・・」と思っている方は新規にGoogleアカウントを作成して以下のようなGoogleChromeだけが動作するChromebookを使う事をオススメでします。
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