2ヶ月ほど前にN97のCPU搭載のミニPCを購入したのですが、やはりダメでした。
何がダメかと言えば、日常的なWebブラウザを使っての作業は快適そのものではありましたが、Canvaなどのロゴなどのデザインを行うようなアプリを動作させるともっさりしていた事から、作業に支障を来していたので新調を考えた次第でして、そもそもがメモリが8GBとかなり限界であった事から増設以前にパフォーマンス不足だったのが残念。
そんな事から、最低でもCPUのコア数を上げ、そしてメモリも16GBを兼ね備えているミニパソコンを探した所、あっさりと見つかりました。
それがこちら。
はい、今回もゴリゴリの中華パソコンです、懲りてません。ミニにした理由は単純に消費電力が下がった事で感銘を受けた経緯もあって再チャレンジです。
なにせ今まで使っていたゲーミングデスクトップパソコンの電気代がエグく、このミニパソコンにしてからは確実に3,000円はコストカット出来ておりましたので、選択肢に入れない訳がない。
今回はRyzen 7 5700Uが搭載されたミニパソコンですのでN97と比べれば10Wアップし15Wになりましたが、ゲーミングデスクトップパソコンが850Wだったので差は歴然、というか今までが電力ありすぎ。
更に今回からは画面出力がHDMIで2ポートmUSB-Cが1ポートありますので、こんなに小さいサイズなのに合計3ポートありますので、3画面が出力可能となります(USB-Cは変換かハブを使う事でHDMI出力が可能となります)。
さて環境は整ったのでWindowsの初期設定をしましょうかね、という所で問題が発生。初期起動を行ったのですがWindows11のライセンスが認証されません。
さすがは中華パソコン、ライセンス認証が出来ていないパソコンを出荷するとは・・・念のためにネットワークに接続して再起動してもダメ、これは・・・ライセンスを購入しなければならないのか?と思い、付属していた怪しいサポートカードに記載されていたメールアドレスに「ライセンス認証が出来ません」という連絡を行った所、即座に返信があり1行だけ記載されたWindows11用のライセンスキーが送られてきました。
まぁ・・・晴れてOEM版のWindows11 Proライセンスをゲットできた所で認証を行い、ドライバーをバックアップしたところで完全クリーンインストールを行いました。
クチコミを読んでも他の購入者も同様の被害があるようで、これらは中華パソコンの闇とも言える事例ですので今回のミニパソコンは初心者には絶対にオススメ出来ない事から商品リンクを貼ることを致しませんので、自己責任でお探し頂ければと思います
因みにクリーンインストールを行う理由としては、中華パソコンにありがちなアドウェア系のウイルスが混入している可能性を危惧した事と、最初から導入されているWindowsではキーボードの言語の設定を日本語に変更しなければならない事など、色々と怪しすぎるのでまっさらなWindows11 24H2を導入したかったので結果としては何も問題はありません。
そして初期設定後に必要最低限のOfficeやUSBに書き込むツールなどをインストールしてみましたが、さすがはRyzen 7 5700U、しかもメモリが16GBなのでキャシュも余裕であったことからサクサクと動作します。
劇的にパフォーマンスが向上した気持ちになったものの、所詮は低電圧版のCPUですので期待以上のレスポンスはなく、しかも怪しい無名メーカーSSDの影響でベンチマークテストを行ったところ2400MB/s程度、これならばクルーシャル製やサムスン製のSSDに換装したくなりましたが、コストを抑えての導入ですので諦めます。
何はともあれ、業務用としては必要最低限の環境が整いましたので、最低でも2年は使いたいところですがきっと無理でしょう。来年あたりまた新しいミニPCを購入しているに違いありません。
さぁ、気を取り直して仕事するぞ仕事するぞ仕事するぞ。
初心者には絶対理解出来ない内容ですよねぇ