捨てずに残すための終活も
最近Twitterで拝見した内容で”葬儀ビジネスが年々増加傾向にある”という内容は、誰もが予想できる反面でやや不謹慎な内容な情報が行き交っている。この記事を書こうと思ったきっかけは私の小学校の恩師が「終活を始めたんだけど相談があるんだけど、相談に乗ってくれるか?」という内容でした。
私は「終活」というキーワードは知っているが身辺整理程度の知識。もしかすると私の業種は”パソコンの修理や設定”なのでデジタル遺品の整理の事か?と思ったが少しだけ違った様子。
「このビデオテープをDVDに出来る?」
そう、恩師は捨てるのでは無く”残す”ためのご相談。具体的には「生徒も写っている映像もある」との事から、大量にあるビデオテープを廃棄し、DVDなどに移行してスリム化を図りたい考えでした。
映像を観る方法がスマホの時代に
そこで私は「終活の事はよくわからないけど、これってデジタルアーカイブにした方が良いんじゃないかな?」という提案もしてみた。具体的にはビデオテープの映像をDVDに収録させるのはもちろん、Youtubeを非公開にした状態で「URLだけを知っている人だけに公開」する方法を提案。
これはDVDとして配布をしたいと考える日が来たときに、本人意外にはスマホでもパソコンで観られるYouTubeなどの動画配信サイトを活用する事でDVDを大量にコピーして配布をする手間を軽減できればという考えです。
この方法を覚えたのは、とある馬主さんがお馬の生誕◯周年という企画でDVDの配布を行いたいと考えたのですが、知人や関係者を含めると少なくても80枚程度が必要となってしまい、連日DVD制作に勤しんでいた時期があったのです。そのときに配布という形を除く方法はないかと考えた結果、金額的な負担も減るのは動画をアップロードする方法を考えたのです。
取り込みから編集がお手間がかかるという現実
因みに、動画というものは非常に奥深いものでして、しかも編集作業は困難でもあり根気が必要です。この事を苫小牧ケーブルテレビの岩本さんにお話した所「貯まったビデオテープを編集するのは作業内容を知っていても大変」との事で、非常に納得しました。
最近ではビデオカメラを持ち運ぶよりも撮影初心者でもスマホであれば簡単に撮影が可能となりますので、動画制作の入門としてはスマホアプリなどから概要とコツを掴む方法を知った後にパソコンで編集すればわかりやすいかもしれません。
話は戻り、終活というビジネスを今後当店としても取り組まなくてはならないテーマだと思うのですが、具体的なサービスとして、このようなビデオテープの映像を動画にするサービスのご依頼が確実に増えている事から体制の変化に伴ったご提案と学習は日々行っておかなかればならないという事になりそうでうす。
・DVDの映像をYoutubeなどの動画配信サービスにも併用させる
・本数によっては店に依頼するのもあり