Androidの利用者がWindowsを超えたそうです
Androidが世界で最も利用されているOSとなる
StatCounterでは2017年3月の調査でAndroidがWindowsを抜いて最も多く利用されるOSとなったとの事です。Androidが39.3%、Windowsが37.91%と、1.39%差となっており、かなりの僅差ですがWindowsを抜いた事は快挙とも言える事です。
次にiPhoneのiOS、その次がMacのOSとなっており、後発のGoogleが長いOSの歴史を持つ2社を抜き去る事はかなりの異例とも言える事と感じます。
また「Unknown」にはChromeOSが含まれるのかもしれません。海外の教育期間ではChromeOSが搭載されているChromeBookは、安価でセキュリティ面でも優れていることから率先して採用している様子。日本では全く浸透していないOSですが、GoogleChromeを利用されている方にとっては違和感なく利用することが出来ると思います。
日本での利用率はWindowsが圧勝
地域によっては結果も異なり、日本ではWindowsが多く次にiPhoneのiOSが多い結果となっております。日本人が如何にiPhoneを支持している結果が数字に反映されていますね。
国内でiPhoneが支持される訳については以前ブログで書いた飲食店の店長が言う「ほとんどのお客さんがiPhone持ってる」という内容に書いております。
一つのブランドと化して定着しているiPhoneですが、低価格化が進んでいるAndroid端末が、国内の市場をひっくり返すのはそう遠くは無いかもしれません、何が異なるかと言われるとほとんど変わりが無いんですよね。
Androidがもたらす影響は?
現在ではビジネスにおいて必要な事は表を作り、文章でまとめ、印刷をする。この3つはAndroidでも可能ですが未だ完成とは言えません。どれだけ便利になっても紙媒体を扱わないお仕事はほとんど存在せず、例えば請求書や見積書だけ印刷している企業でもWindowsパソコンとプリンタは必須となります。
そしてそれを修理する私の様な修理店にとってもWindowsがシェアが首位である事に関してはありがたい事でもあります。ですがこのような修理を行っている立場からみても、パソコンを必要としない環境が構築されてゆく時代の流れを目の当たりにすることがあります。
そこで改めてAndroidが今後もたらす影響を考えると、クラウドの進歩が牽引していると思われます。文章も、表も、印刷も未だAndroidでは完成はされていないと書きましたがこれらは全てクラウド環境を使ってAndroidで操作が出来てしまう事です。
Googleではクラウドでの表データや文章は、無償で利用することができ、保存データの復元や共同作業を行える事から年々需要は高まって来ております。この私でさえも店舗の受付表はGoogleが提供している表計算「スプレッドシート」で作成しており、便利に活用させて頂いております。
もし教育機関でWindowsではなくChromeOSとなれば機器コストは半分に、大学では必須のPowerPointをGoogleが提供する「スライド」を推奨すれば学生が所有するパソコンはWindowsではなくても良くなってしまいますね。
Android端末はGoogleが提供するサービスを100%利用することができます。今後の未来はキーボードを必要とせずにタブレットやスマホのフリックだけでビジネスや学業で主体となる日もそう遠く無いのかもしれません。
(未だにFAXを使っている日本ではまだまだかな・・・)