
最近、お客様との会話の中で「最近メルカリが怖いんですよね」を多くお聞きする。因みにこの「怖い」とは出品側の立場のご意見であり、私はメルカリは購入する側なので何が怖いのかが理解出来なかったのです。
そこでお客様から伺った具体的な例を挙げ、メルカリの郵送リスクを知り、今後はどのような対処を行うべきかを調べてみました。
まさか私が…返品された商品の中身が空っぽ!?


先日、私はメルカリで出品していたブランド物のバッグが売れ、いつものように梱包して発送しました。数日後、購入者から「バッグに傷があった」との理由で返品依頼が。返品自体はメルカリのルールに沿って対応し、返品された商品を受け取ったのですが、何気なく受け取った返品された箱を開けてみると、中身が抜き取られており、空っぽの状態だったのです。
考えられるトラブルの原因と手口
このような返品トラブルは、一体なぜ起こるのでしょうか?考えられる原因と手口をまとめました。
- 悪質な購入者による意図的な犯行:
- 最初から中身を抜き取る目的で購入し、返品を要求するケース
- 別の商品とすり替えて返品するケース
- 配送中の事故:
- 配送業者の過失により、梱包が破損し、中身が抜き取られるケース
- その他:
- 購入者が誤って別商品を返品したケース
被害に遭ってしまった場合の対処法
もし、返品された商品の中身が抜き取られていたら、以下の手順で対処しましょう。
- メルカリ事務局への連絡:
- 取引メッセージで状況を報告し、指示を仰ぐ
- 証拠となる写真や動画を添付
- 証拠の保全:
- 返品された商品の状態、梱包状態などを写真や動画で記録
- 取引メッセージ、発送時の記録など、関連する情報は全て保管
- 購入者との冷静なやり取り:
- 感情的にならず、事実確認に努める
- 必ずメルカリの取引メッセージを利用してやり取りを行う
- 警察への相談(必要に応じて):
- 被害額が大きい場合や、悪質なケースの場合は、警察に相談することも検討
トラブルを未然に防ぐための予防策
最も重要なのは、トラブルに遭わないための予防策です。
- 出品前に商品の状態を詳細に記録:
- 写真や動画を複数枚撮影し、商品の状態を明確に記録
- 梱包時の動画も撮影しておく
- 梱包を厳重に行う:
- 開封時に開封したことが分かりやすいような梱包を心がける
- すり替え防止タグや、封印シールなどを利用し、開封された場合にわかるように対策
- 取引相手の評価を確認:
- 過去の評価を確認し、信頼できる相手と取引をする
- 高額商品の取引は慎重に:
- 高額商品の場合は、補償のある配送方法を利用するなど、慎重な対応を心がける

高額な商品ではなくても起こりうる事ですので、今後は購入者の選別を行うべき時代になってきたという事になりますねぇ
メルカリの郵送リスクに疲れた?ジモティーへの移行を考えるべき理由

そこで、メルカリなどの郵送を行うリスクを避けるためにはどうすれば良いのか?と考えれば、商品によっては手渡しという方法が有効な場合もあります。その点ではジモティーなどを利用して最寄りの方と手渡しで決済を行える方法もあります。
ジモティーへの移行を検討すべき理由
一方、地域密着型のクラシファイドサービスであるジモティーは、郵送リスクを軽減できる可能性があります。
- 直接取引が基本:
- ジモティーは、出品者と購入者が直接会って取引することが基本。そのため、郵送中のトラブルや、すり替え・抜き取りのリスクを回避できる
- 地元での取引:
- 地元の人と取引するため、安心感がある
- 大型商品・家具の取引に最適:
- 郵送が難しい大型商品や家具なども、直接取引であればスムーズに取引できる
- 梱包・発送の手間と費用が不要:
- 直接取引のため、梱包や発送の手間、送料などの費用がかからない
- 地域コミュニティとの交流:
- 地域の人との交流が生まれる可能性あり
ジモティー利用の注意点
ただし、ジモティーを利用する際には、以下の点に注意が必要です。
- 直接会うことへの注意:
- 直接会う場合は、可能であれば住所を特定されないように、自宅以外の場所で人通りの多い場所や、明るい時間帯を選ぶなど、安全に配慮する事を心がける
- 取引相手の確認:
- 取引相手のプロフィールや評価を確認し、信頼できる相手と取引しましょう
- 金銭トラブルへの注意:
- 取引場所で商品と現金を交換するようにして、可能な限りオンライン決済は避けるのが無難です

郵送リスクを避けられるジモティーでは、住所を特定されるリスクだけを留意しなければなりませんね、メルカリと共に使い分ける事が大事ですね!!
メルカリは便利なサービスですが、全ての方が決して善良な方とは限らない、という事を今回は一緒に学んでゆきましょう!!