人に任せない事と、情報を残す事が大事
最近では「WiFiのパスワードがわからなくなった」とのお問い合わせでお伺いをさせて頂いた際に、WiFiルーターの設定のリセット後に、一お住まいになられているご家族がWiFiのパスワードを存じていたという例がございました。具体的にご説明すると、ご主人がWiFiパスワードを忘れ、お子様が存じていたという事です。
この場合はどうなるかと申し上げれば、WiFiのパスワードは初期化され、新しいパスワードにしてしまいますので、既存のWiFi子機は全て設定し直す事になり、設定費用につきましてもそれなりに要してしまいます。
これが今回のように、ご家族が存じていたのであれば、これらの初期化を行う必要はなく、結果として一番最善である事は間違いありません。当店のようなパソコン設定やネットワーク設定を行っているお店でも、お客様の既存のネットワーク環境をお伺いせずに把握する事は難しく、むしろ不可能に近いです。その為、最初から設定を行う必要もありますが、初期化後はルーターに記載されているSSIDとパスワードをそのまま設定を行うようにしております。
それは何故かと言いますと、最初のお話に戻り「WiFiパスワードを忘れた」際に、ルーターに貼られているシールを観るだけでWiFiを繋ぐことが可能だからです。そんなの当たり前と思うかもしれませんが、中途半端に引き継ぎを行わずにWiFiのパスワードを変更された方はこの様な被害が生じるという事です。
お伺いもリーズナブルな価格でご提案はしておりますが、決して無償ではございませんので、必要最低限のルールとしてネットワーク設定環境に変化があれば必ず書き残しておくこと、スマホでメモでも良いですが、スマホのデータが消える可能性も考えて一枚の紙に全てを記録しておくと良いかもしれません。
まずは複数人でWiFiを利用されているのであれば、優先的に確認を行い、それでも不明であれば当店などの民間の修理屋にご依頼いただくことをオススメ致します。