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「ちょっとおせっかいなパソコンサポート」が、うちの普通なんです

修理、終わりました。では失礼しまーす

――そんな風に、あっさり終わるパソコン修理に、違和感を持ったことはありませんか?

うちは違います。というか、違ってしまうんです。性格なんでしょうね。
どうしても最後にひと言ふた言、「ちょっとこれ、今後のために…」と口を出してしまう。
お客様によっては「親切」と感じてくださる方もいれば、「おせっかいだなぁ」と思われてるかもしれません。でも、それでいいと思っています。

たとえば、先日――
出張サポートで「CPUファンを取り付けてほしい」というご依頼をいただきました。お客様ご自身で、新しいCPUをご用意されていて、もう準備は万端。

ただ、私はただファンを取り付けて「はい、終わり!」とはできない性分でして…マザーボードへの装着状況、配線の取り回し、見逃されがちな細かなミスまで、チェックします。そして必ず電源を入れて、起動確認までしてから終了。これ、私の中では「当たり前」です。でもその「当たり前」が、今の業界ではどうやら「少数派」らしいのです。

修理って、やって終わりじゃない。

「使えるようになって、困らないようにする」ことがゴール

だと、私は思っています。

もうひとつ、印象的だったケースがあります。
ぷららのメールが、突然Outlookで受信できなくなった――

これ、去年あたりに多く見られたトラブルなのですが、あるお客様の場合は、なんと複数台で同時発生。そこで環境設定を一から見直し、原因を突き止めて修正。でも、それだけじゃ終わらないのが私の流儀でして。

「なぜ、そうなったのか?」
「これから、どうすれば回避できるのか?」
「そもそもOutlookじゃない方法もあるんですよ」

そんな風にお話しさせてもらいました。たとえばウェブメールの使い方や、そっちに乗り換えるメリット・デメリットまで、全部お伝えします。

そんなの知らなかった…!

と驚いてもらえると、少し嬉しくなってしまいます。
“当たり前”を疑って、“もっと楽に”を提案する――それが私のやりがいです。

これって、修理屋としてはちょっと変かもしれません。でも私は、「プロだから」こうしているわけじゃないんです。ただ単に、パソコンが好きだから。好きだから、壊れてる姿を放っておけないし、使いこなしてもらえるまで見届けたい。

正直に言いますと、ビジネス効率で言えば遠回りです。でも、何度も修理に来てもらうよりも、「あ、あの時教えてもらった方法で直せた!」と笑顔で思い出してもらえるほうが、私は嬉しいんです。

そういう意味で、うちのお店は「パソコンを治す場所」じゃなくて、「パソコンと長く付き合う方法を一緒に考える場所」なのかもしれません。

これからも、このスタイルは変えません。

ちょっとだけ、おせっかい。でも、ちょっとだけ、未来のトラブルを防げるお店。

そんな場所でいられたらなと思っています。