
最近になって、ほんの少しですが「ホームページ作ってほしい」というご依頼が増えてきました。正直なところ、私自身ちょっと驚いています。というのも、今の時代、ホームページを立ち上げたり運営したりすることって、実は昔ほどハードルが高くないんです。
Wixみたいな無料のサービスもあれば、noteやはてなブログなど、誰でも始められるブログサービスがゴロゴロしています。それでも「やっぱりプロに頼みたい」という方がいる理由は、デザインよりも「コンテンツを充実させたい」という想いがあるからなんですね。
毎日ブログを書き続けて10年目

私はもうすぐ「毎日ブログ投稿10年目」になります。いや、これ本当に自分でも頭おかしいんじゃないかと思うくらい(笑)、毎日書き続けています。
最初の頃は1日1時間ほど書くだけでヘトヘトになっていましたが、ある日ふと「もっと濃い内容を書きたい」と思い立ち、6時間ぶっ通しで書いたこともありました。しかも、熱中症で動けない日でも、ベッドに横になりながら書いていたくらいです。もはや執念。
生成AI時代のブログ執筆
ここ1年くらいは、ChatGPTやGoogle Geminiといった生成AIを活用しています。声でアイデアを吹き込んで、それを文章として整えてもらう。昔は「考えて書く」だったのが、今は「考えてしゃべる」→「AIが整えてくれる」に変わったわけです。
ただし、AIがどれだけ優秀でも、「自分が何を伝えたいか」まではAI任せにできません。結局のところ、自分の想いや考えがないと、魂のこもった文章にはならないんですよね。
書かずにはいられない“病”
毎日書き続けていると、不思議なもので「書かないと落ち着かない」感覚になります。これは義務感というよりも、半分病気みたいなものです(笑)。
「1日だけ休んでいいよ」と言われても、落ち着かなくて結局書いてしまう。これは誰かに言われてやっているわけではなく、完全に自分との約束。使命感です。
なぜ自分で書かないのか?

そんな私だからこそ、ホームページ制作を頼まれるといつも思うんです。「せっかくの時代なのに、なぜ自分で発信しないんだろう?」と。
もちろん依頼をいただければ嬉しいし、仕事としてやります。でも、文章ってやっぱり「その人の体温」がないと伝わらないんです。
バズる記事と心に届く記事
私の店でも、Windowsアップデートの不具合やAdobeのエラー対処法などを書けば、アクセス数は一気に跳ね上がります。でも、アクセスが増えたからといってお客様が増えるわけではありません。
むしろ、日常を切り取った記事の方が、お客様との会話のきっかけになるんです。カレーの辛さをどんどん上げていった話や、私がハムスターに癒やされる日々のこと。そういう“人となり”が伝わる記事の方が、来店時の会話が弾むんですよね。
ネガティブはNG
あと、絶対にやってはいけないのは、愚痴や批判、政治や宗教の話題です。一度書いたら、その空気はずっと残ります。
どうせ書くなら、前向きで応援されるような内容にしましょう。自分を鼓舞するような文章なら、きっと読んだ人も応援してくれるはずです。
ホームページに命を吹き込む

現代のホームページ制作は、ほとんどがランディングページ(1枚完結型のページ)で終わりがちです。でも、それだけでは“生きたページ”にはなりません。
どうかお願いです、ブログを書いてください。「昨日コンビニで一番くじを引いたらいいのが当たった」でもいいんです。継続して書くことで、そこに人のぬくもりが宿ります。
ホームページは会社の“看板”ですが、ブログはそこに血を通わせる行為。命を吹き込むために、ぜひあなた自身の言葉で記事を書いてみてください。
ちなみに、これはちょっとした裏テーマですが、今回の内容に合わせて私の画像を生成AIに読み込ませて、イメージのサムネイルを作ってみました。普段のブログとは少し違った雰囲気ですが、よろしければ一緒にお楽しみいただければ幸いです。