私のプラモ熱が再発症したのは昨年の秋、アニメ「水星の魔女」の放送開始からでした。このアニメに登場する機体の「ガンダムエアリアル」のHG(ハイグレード)シリーズというプラモデルの精巧な作りに魅了されたのがきっかけでした。
「そう言えばプラモデルを最近作ってないけどどうなんだろう?」
そんな事で模型屋に出向いてみると昨年の秋はガンプラ(ガンダムのプラモデルの略)は巣ごもり需要により転売屋の餌食となっており、人気のプラモデルはほとんど枯渇している状況でガンプラはレア商品となっていた様子でした。
更にその枯渇したガンプラ市場に拍車をかけたのが上記の「水星の魔女」シリーズとなるのですが、まぁ兎にも角にも手に入らない。往年のガンダムファンからアニメを観てから欲しくなった人から転売屋という、三つ巴の戦いが始まったのです。
当初は本当に人気で買えず、入手方法や情報網を知らなかった事でメルカリで転売屋から購入しておりましたが、冷静に考えると事前に予約をしていれば購入出来た訳で、最寄りの模型屋に「今後発売されるHGの水星の魔女シリーズは全て予約をお願いします」と一言お伝えするだけで確実に入手する事が可能でした。
とは言え、その後も再販されるガンプラの情報を見つけるなり模型屋に足を運び続ける事10ヶ月、とうとう50種類を超えるプラモデルを購入してしまいました。
増えても時間がないので作れないのに何でこんなに購入してしまったのであろうか?と自身に問い詰めましたが、単に欲しくなったからという子供じみた考えしかなく、気が付けば現在も増え続け今では店舗にも一部のプラモデルがつみ重なっているのはその理由です。
そんな事で、昨年からコツコツとプラモデルの塗装環境を作り、個人的には満足していたもののこれらを活かすにも、修理のご依頼が繁忙期と重なっていた事で塗装もそこそこは行えてはおりましたが、気が付けば10ヶ月も経ってしまっていました。
そんな事から、プラモ作りが再燃した事で展示会にも足を運ぶようになりまして、苫小牧で開催された「36式模型部の展示会でプロモデラーのPooh熊谷さんも参加、そのクオリティに酔い痴れました」とう記事を書きましたが、精巧なガンプラを観て感動。
そして「北広島ホビーフェスタ、モデラー様のプラモ愛が感じられる最高の催しでした!!」という記事を挙げましたが、これがもの凄く楽しかった。
そもそも、事の発端は「タムタム札幌店のプラモデル展示会「模型最前線2023~夏のキャラモデル~」に行ってきました」とい記事を書いた事で上記の展示会の存在を知り、展示会に興味を持ちました。どれもこれもガンプラ愛が凄いモデラーさんの作品がすごいんですよ。
最初はモデラーさんのような作品を作りたいと思ったのですが、到底及ぶモノは作れないと判断したものの、ガンプラ作りは楽しいなんて事をプロモデラーの「Pooh熊谷さん」に相談のようなつぶやきを会場で行うと
「ガンダムはこうだ!なんて、周りの意見なんてものは気にしなくていーの、好きに作れば良いじゃん」
と仰って下さり、プロモデラーというものは人間としても格が違うと感じさせられましたね。パソコン初心者の方にもこのセリフを真似て言ってみようかな・・・いや、きっと「はぁ・・・」って言われるんだろうなぁ。