大学で推奨されているパソコンは高いと思いますか?
お得意様のお子様が大学に進学が決まりました。そこで当店にご相談が入ったのですが「大学で推奨されているパソコンは一式で17万円相当」との事で、パッと見ればお高いと思われがちな構成ですが、まずはパソコンと周辺機器を含めて情報を確認してみました。
大学推奨のパソコンと周辺機器の構成
この構成であれば17万円は高いのかもしれませんが、パソコンに不慣れな方であれば「学内プリンタ設定ドライバ」や「保守4年付き」が魅力的ですが、これが市場で販売されているパソコンと周辺機器で比べてみた場合はどの位の差があるのでしょうか、実際に調べてみました。
個人で仕入れる場合でのオススメ構成
・OS : Windows 10 Home
・メモリ : 8GB
・SSD : 256GB
・CPU : 第8世代インテル Core i5‑8250U
・Microsoft® Office Home & Business 2019付き
こちらのノートパソコンはDELL製なので通販型にはなりますが、Office2019が込みで11万円を切る価格で購入可能。光学ドライブは付属しておりませんが、個人的にはノートパソコンは底が浅い方がキーボードの入力がしやすい事から採用しました(デザインも薄型がカッコいい)。
続いて、同等品もしくはそれ以上の付属品をAmazonで調べてみると、以下の商品を候補に挙げました。これは「学内推奨」と言われるウイルス対策ソフトや不明なマウスでは如何なものかと思っておりましたので、定番の品物を考えました。
□ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC‑S380
売り上げランキング: 14
□ESET ファミリーセキュリティ5台3年版( ウイルス対策ソフト )
売り上げランキング: 3
□Logicool ロジクール Bluetooth マウス M336 ブラック M336BK
売り上げランキング: 525
□PCラップトップバッグ
売り上げランキング: 31,894
これらを全て含めると「121,845円」となり、かなりお安い価格でのお見積りとなりました。差額で考えれば5万円弱はお安くなるのですがこれで良いのか?と、ふと考えてしまいました。
結果として個人で用意すべきか否か
まず前提としてお伝えする事は「私はパソコンが大好きである」という事を念頭に書きますと、学生さんに”強度のあるレッツノート”を推奨するお気持ちは分かります、分かりますが・・・ダサくないですか?と言いたい。
重量も1キロを切るパソコンなのは学生さんにとって楽なのかもしれませんが、13インチを切るサイズのノートパソコンを学業意外でも使わないと思うんですよね(学業の為なので仕方ないのですが)。
論文などを書くこともあるでしょう、それで13インチ以下のキーボードの幅でタイピングは少々辛いと思うのは私だけではないはずです。レッツノートは良いパソコンなんですよ、良いパソコンなんですけども・・・コレジャナイ感が否めません。
とは言っても自身だけ違うパソコンを使って浮いているのも嫌な世代かもしれませんので、皆様と足並みを揃えてお弁当箱のようなデザインのノートパソコンを使うというのもアリなのかもしれませんよね。
また遠方の地でパソコンに不具合などがあればお子様だけでは対処できない可能性もありますので、パソコンのスキルがある方にとっては保証や保守は皆無ですが、ここは初心者である事を考えれば5万円の差額は保険と安心を買って頂くという結論になります。
・個人で購入すれば安くなるが保守は自己責任
・利用者本人のスキルがあれば個人購入もあり
・OS : WIndows10 Home
・CPU : Intel Core5 ( 第8世代 4コア)
・メモリ : 8GB
・SSD : 128GB
・光学ドライブ : スーパーマルチ
・Office2019 ( Word・Excel・PowerPoint )
□ウイルス対策ソフト
□学内プリンタ設定ドライバ
□USBフラッシュメモリ
□Bluetoothマウス
□非接触ICカードリーダー
□PCインナーバック
□保守4年付き