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格安SIMの契約者数が減少傾向と報じられているけどそんなものは一時的

格安SIMの契約者数が減少傾向と報じられているけどそんなものは一時的

格安SIM業界に「陰り」が見えてきたみたいです。

MM総研(東京都港区、関口和一所長)によると、2021年3月末時点の格安スマートフォンサービスの回線契約数は前年同月比15・9%減の1261万回線と、調査を開始した09年度以降、初のマイナスとなった。KDDIによる「UQモバイル」事業の統合と、楽天モバイルの移動体通信事業者(MNO)参入、携帯大手の料金引き下げが影響したとみられる。

Yahoo!ニュース「格安スマホの契約数が初のマイナス…携帯大手の料金引き下げが影響」より引用

上記の記事で格安スマホ契約数が減少のような事が書かれておりましたが、具体的には「減少しているのは格安SIM」です。また、記事内のコメントにて、ジャーナリストの方が仰る内容としては「UQモバイルがKDDIに統合された影響で数字が大幅に減少したのではないか?」との事で、逆に考えれば格安SIMはこれほどまでに通信業界をけん引しているのかと実感できます。

と、こんな事を書いていますけど、私の友人のほとんどは格安SIMではありません。大手キャリアから鞍替えを行っていない方は、まだまだ多いと思います。

何気にキャリアメールを使っていない方が多いです

当店にご来店されるお客様に「キャリアのメールって今使っていますか?」とのご質問をしているのですが、年代関係なくほとんどの方がキャリアメールを使っていないとの事。これは現代においての連絡方法としてLINEが主流となった事もあり、またiPhoneなどのスマートフォンの普及によってアップルの「iCloudメール」などメールをされている方が増えた事が、キャリア専用のメールを使用しなくなった理由の一つだと考えられます。

つまりキャリアのメールを使用していない方は、今すぐにでも格安SIMに乗り換えても何も困らないのですが、それでも理由は「SIMの変更は面倒だから」と仰る方が多い。

毎月の通信量の負担が軽くなるのに何故行わないのでしょう?それなのにお肉の特売は隣町まで車を走らせるのに、何故通信に関しては面倒だと思われるのかは「安くなる仕組みがイマイチ分からないから」なのでしょう。

一言で書くならば、大手キャリアのSIMは「一軒家」で格安SIMは「分譲マンション」です。今まで大手キャリアで利用していた通信は、通信の幅が広い事から束ねて通信させているのが格安SIMが安い理由のひとつです(現代だと更に工夫をされているかと思います)。

格安SIMが減少している本当の理由とは?

そんな格安SIMですが、最近の減少傾向は「ドコモ」などの大手キャリアから「アハモ」などへのサブブランドへの移行者が増えた事と、iPhoneの機種の買い控えによって、サブ機としてシフトする時期ではない事が理由だと推測します。

あれだけ連日のようにCMで「UQモバイル」を流しているのに、認知されていないのは興味のある方が頭打ちの状態にある事。また、緊急事態宣言中によりリアルの店舗にて相談が行えなかった事も理由にはなるかと思っております。

格安SIMは戦国時代の真っ只中。乗り換えたくなるサービスを日々模索しながらMVNO業界はどんどん成長してゆくと思いますので、皆様もせめてネットニュースの見出しは読むようにしたほうが人生得をするかと思いますよ。

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