そろそろ啓蒙しないといけない世の中になりつつありますね。当初はハードディスク搭載のパソコンが主体であったのでデータ復旧も比較的容易に行えていたですが、SSDに切り替わりパソコンがクラッシュしたりなどOS(Windows10など)が正常に起動しなくなってしまった際にはデータ復旧が比較的困難な状況となっております。
ハードディスクでは磁器に書き込んでいた事に対し、SSDはNANDなどのチップに書き込んでいるものですから、読み込めない場合は記憶の痕跡を辿る事が場合によっては不可能に近い状況となります。もちろん、チップ以外の部位であれば交換すれば読み込める可能性はありますが、チップが逝かれるともうダメです。
これにより、SSDに修理後にお客様には定期的なバックアップを行って頂けるとうにお願いはしておりますが、バックアップを習慣化するなんてことは面倒な他ありませんから、積極的にGoogleドライブやdropboxやOneDriveなどのクライドサービスを利用して、アプリなどで自動で同期したい箇所をバックアップする事をお願いするしかありません。
また、大容量のデータ(写真や動画)が多数ある方は必ず外付けのHDDかNASでバックアップを取ることを習慣化しましょう。2021年5月時点では6TBの外付けHDDが1万円前後で購入出来るみたいですので、容量でみれば3.5インチのHDDがコスパ最強ですね。
最後にファイルの同期などは、事前に【ファイルデータの同期(ミラーリング)に最適なフリーソフト「FreeFileSync」】のようなソフトがあれば非常に便利ですので、導入しておきましょう。
SSD時代にはバックアップは超重要、これだけ覚えておきましょう!